第16話 奇跡の意味

「デバッグメニュー……作動アクティブ!!」


 力の限りに振り下ろされた手によって、そのボタンは押された。


 マーシャの身体が光の粒子へと変わる。

 そして、それは修正時のように散らばらず、冬華の身体に吸い込まれるように収束していった。


 二人が完全に一体化したとき、冬華の髪は鮮やかな銀色に変化していた。


 今の晃と同じ、デバッグメニュー使用の証に。


「本当に、冬華が奇跡を……?」


 晃はつぶやいていた。


 言葉としては理解できても、奇跡を起こすというのがどういうことなのか、今ひとつ実感がなかったのだ。

 はたして、いったいなにが起こるのか……?


 固唾を飲みながら、晃は冬華を見守る。


 すると冬華が近づいてきた。

 ゆっくりと、光を宿さない無機的な瞳を向けて。


 そして、感情の感じられない声で告げる。


「……携帯電話。貸して」


「え? で、電話……?」


 晃は一瞬、言葉の意味がわからなかった。


(どうして奇跡を起こすのに電話がいるんだ……? 神様に電話でもするのか?)


 そんな馬鹿な考えすら浮かんでしまう。


 冬華はもう一度、「貸して」と短く言葉を発した。


 寒くもないのに、晃は震えた。


 従わなければいけない――理屈ではない。

 ましてや理由などあるはずもない。


 ただ、そうしなければいけないような、そんな気がしたのだった。


「……あ、ああ。これでいいか」


 すこしだけ冷や汗が浮かぶ手で、晃は携帯電話を渡した。


 冬華は手早く操作をして電話をかける。その相手は――。


「もしもし。牛乳屋さん? 今朝の牛乳、一本足りなかったんだけど?」


 ――あろうことか、牛乳配達だった。


 確かに毎朝、晃は牛乳を配達してもらっている。冬華のご機嫌取りと、自分が飲むためだ。

 だがいちいち購買に買いに行くのが面倒だったため、成績優秀者に与えられる特権を駆使して、学園から配達の許可をもらったのだった。


 とはいえ晃には、そのことを冬華に教えた記憶がない。


 得体の知れない不安感が、晃の心を満たす。

 なにもかも見透かされているような、そんな気持ち悪さ。


「……これ、返す」


「へ? お、終わったのか? これで奇跡が……?」


 さっぱり状況が飲み込めないまま、晃は携帯電話を受け取った。


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 受話器を置いた女性は、二階に向かって大声を張り上げた。


淳一じゅんいちぃ! 牛乳、足りなかったみたいよぉ!」


 すると男性が「ふわぁ……」とあくびをしながら、のそのそと階段を降りてきた。


 二人ともまだ若い。雰囲気からして、夫婦と思われた。


「ホントかよ、琴乃ことの。おっかしいなぁ。ちゃんと配ったと思ったんだけど」


「でも、電話がきちゃったし。麓まで五分かかんないんだしさ、白桜学園までだったら十五分もあれば着くでしょ?」


「ああ……一日五本も頼んでくれる、あのお得意様か。しかたないな、行ってくるよ。配達終わったばっかで、車のエンジンも暖まったままだろうし」


 山頂にある牧場からの産地直送が自慢の、牛乳配達。


 だが、山頂から麓までは十キロ近くある。

 その距離を五分で走るというのは、あきらかに普通の配達の速度ではなかった。


「あっ、そうだ淳一。また出るなら、研究所の春奈はるなにも牛乳届けてあげて。徹夜明けで胃に優しいのがほしいって、さっき連絡あったの」


「へいへい。じゃ、どうせならパックじゃなくて瓶の、特上牛乳を持ってってやるか」


 そう言って、淳一は出て行った。


 琴乃が「あっ」と、なにかに気付いたのは、その直後だった。


「白桜学園のお得意様って、男の子だった気がするけど……電話の声は女の子だった?」


 だが、すぐに「……ま、いっか」とつぶやいて、琴乃は考えるのをやめた。

 細かいことを気にしない、実におおらかな性格だった。


↓     ↓     ↓     ↓     ↓


 山の中腹には、巨大な施設があった。


 正確にはその地下、深さ千メートル以上の場所だ。

 ニュートリノと呼ばれる素粒子を観測するための、何千トンという水を蓄えた水槽。


 中腹には、そこから得られたデータを解析する施設があるのだった。


「おはよう、春奈。研究は順調か?」


「あっ、淳一にいちゃんだ。うん、ありがとー。なんとか進んでるよ」


 二十歳くらいの女性、春奈が、淳一を出迎えた。

 くるくるとよく変わる表情からは、若くしていくつもの博士号を取得した天才の雰囲気など、かけらも感じられなかった。


 春奈は徹夜明けのおぼつかない手つきで、牛乳瓶を受け取ろうとして――。


「あっ!」


 瓶は無残にも手から滑り落ち、牛乳がパソコンにかかってしまった。


「お、おいおい。だいじょうぶかよ?」


「ごめーん。やっちゃった」


 まるで他人事のように軽い感じで、春奈は赤い舌をぺろっと出す。


 幸いにも汚れたのはキーボードだけで、本体は無事だったようだ。

 ティッシュを何枚も出して、ごしごし、がちゃがちゃと、乱暴にふき取る。


 だが、春奈は気付いていなかった。


 このときの適当な入力が原因で、データの一部がネットに流出したことを……。


↓     ↓     ↓     ↓     ↓


 彼はユキトと名乗る、まだ少年のハッカーだった。


 その腕を見込んだ某国のテロリストと、この国を壊滅させる算段を企てている。


 原子力発電所にサイバーテロをしかけ、炉心融解メルトダウンを誘発。電力の不足と放射能汚染の危機で大パニックになった首都を、陸上部隊で制圧。

 国家としての機能を武力で掌握するという、大胆不敵な計画だ。

 本来は外部から独立している発電所のシステムにアクセスするための、物理的な下準備も、すでに行っている。


 彼自身は日本人だが、この国に愛国心はおろか、愛着すら持ち合わせていない。

 あるのは周囲から不当に迫害され、蔑まれ続けてきた苦い記憶だけ。


 多額の報奨金と引き換えにこの国を売ることについて、なんの罪悪感もないのだった。


 だが、そこにはまったく別の問題が。


 ユキトはコンピューターの知識はあっても、物理学に関しては素人だったのだ。


 発電所のシステムを乗っ取ることはできても、どうしたら事故を起こして大惨事を誘発できるのか――その一点で、彼の計画は中座していた。


 そんな折だった。


 世界中に放った膨大なスパイウェアのひとつが、ある情報の流出を報告したのは。


「こいつは……もしかして!?」


 それこそが、春奈のデータ。


 素粒子を研究する彼女が作成した、原子の運動をコンピュータで再現するためのプログラム。

 その理論はわからなくても、プログラムの構造から用途の察しはついた。


 ユキトは人間離れした指の動きでキーボードを叩くと、さっそくそれを自分のプログラムに組み込んだ。

 これで彼のプログラムに隙はない。


「うらむなよ……。こんな国、滅んで当然なんだ!」


 そう言って、ユキトはいびつに笑った。


↓     ↓     ↓     ↓     ↓


小西こにし主任! 大変です!」


「……んあ。なんだよ、こんなに朝早くから」


 小西こにしたけるは、部下の騒々しい声で目を覚ました。


「早く起きてください! 原子炉の制御システムが、ハッキングを受けてるんです!!」


「ハッキングか……。いや、若いねぇー」


 世界最高峰のスーバーコンピューター『シェリー』の設計主任。小西武。


 とぼけた態度こそ取っているが、まちがいなく国内屈指の技術者だ。


 電力会社から依頼を受け、この発電所のセキュリティから基本システムまで、一括してバージョンアップの作業中。


 今、この場に彼がいたことは、不幸中の幸いだった。


「ま、なんとかなんだろ、光志郎こうしろうちゃん。心配しないで持ち場に戻ってな」


 彼は仮眠用のベッドから起き上がり、まくしたてる部下を追い払うように手を振る。


 だが、光志郎と呼ばれた部下は、小西の手を取って早足で引っぱっていく。


「心配しますよ、当たり前じゃないですか!? もしも炉心融解メルトダウンでもしたら……!!」


「そ。だから安心なんだって。相手の目的がわかってんだから、そのためのプログラムも、だいたい想像つくっての」


 そのがに股歩きは、三十代とは思えないほどオヤジくさい。


 もう何日も洗っていないようなぼさぼさの頭をかきむしると、彼は発電システムを統括している操作盤コンソールの前に座った。

 特製の自作ソフト満載のノートパソコンを接続して、キーボードを操る。


「ほうほう。なかなかイイ線いってんじゃねぇか。こりゃあ、ちっと手こずるかもな。……あ、コーヒー飲みたくなった。光志郎ちゃん、淹れてきて」


「しゅ、主任!」


 ついに警報が鳴り始めた。炉心融解メルトダウンが、目前に迫っているのだ。


 だがこの期に及んでも、小西は平然としていた。


「まったくさぁ。情けない声出すなよな。人間、心に余裕がないのはダメだぜ?」


「主任が落ち着きすぎなんですよ! だ、だいじょうぶなんですか!?」


「言ったろ。相手の手の内は、もう読めてるって。まだまだアルゴリズムが単純なんだよな……つまり、甘ちゃんなんだっての! ほら、よっ!」


 タン、とキーを打つと、警報は鳴り止んだ。


 相手の攻撃はすべてシャットダウンされ、システムは正常に復帰していた。


 笑顔で小西がつぶやく。

 ただし、面白いテレビゲームでもやったような、状況にそぐわぬ不謹慎な笑顔で。


「あと十年は修行して、出直してこいや。そしたら白熱した勝負ができっかもな」


↓     ↓     ↓     ↓     ↓


 一方、その頃。


 その発電所からそう遠くない、ある病院。

 そこでは入院中のクランが生死の境をさまよっていた。


 頭に包帯が巻かれている以外は、目立った外傷はない。

 その頭部にしても直接的なダメージはあまりなく、脳内での出血も確認されなかった。

 にもかかわらず、昏睡状態が続いている。


 打ち所が悪かった――そう言うほかなかった。


 このまま意識が戻らなければ、よくて植物人間。

 最悪、臓器の活動が弱まっての衰弱死も考えられた。


 もちろん医師たちも、ただ手をこまねいているだけではない。


 MRIという、人体を輪切りにしたような画像を撮影できる機器。

 それを使い、何度目かもわからない検査が、今日もまた行われていた。


 ベッドに寝かされたクランの上を、機器が覆いかぶさるように移動する。


「クラン……お願い、目を覚まして……」


 彼女と同じ金髪の女性、クランの母親が、厚いガラス越しに愛娘を見守っていた。


 強磁場を発生させるMRIは、磁気シールドが施された専用の密室でないと使用することができない。

 ほかの医療機器にも影響を与えてしまうからだ。


 それだけの出力を誇る機器。使用には細心の注意を要する。


 だが、この瞬間――。


 発電所のシステムがハッキングを受け、暴走寸前の状態に追い込まれた。

 その結果、膨大な量の過電流が発生したのだった。


「きゃっ! な、なんなの!?」


 部屋の照明は激しく明滅し、機器は誤作動を繰り返す。


 突然の停電でも機器が停止しないように、おおきな病院は緊急時の発電設備がある。


 だが、そのまったく逆。

 一時的に電流が増大するケースに関しては、それも効果的とはいえない。

 落雷の電気を逃すことのできるアースも、送電線からの電流を逃すことはできなかった。


 MRIの安全装置が作動して強制的に電源を落とすが、回路のショートを起こしてしまったらしく、二度三度と火花を散らす。

 過電流はすぐに収まったが、機器のいくつかは致命的なダメージを受けてしまったようだ。


 そして――。


 クランの目が、かすかに開かれた。


「……ここは? わたし、いったい……?」


 完全に目を覚ましたクランは、目の前の機器を避けるようにしてゆっくりと身を起こす。


 ガラス越しに母親と目が合うと、母親が扉を開け放って駆けよってきた。


「あぁ、クラン! クラン!」


 そのまま、クランにすがるように泣き崩れる。


 信じられないものを目の当たりにした医師たちは、唖然としてその様子を見ていた。


 回路がショートしたMRIは一瞬だけ誤作動。強力な電磁波を発した。

 それが電気ショックの要領で、クランの脳組織を活性化させたのだった。


 だが、そんなことは偶然の産物でしかない。


 医師の誰かが、ちいさくつぶやいた。


「き、奇跡だ……。奇跡が起こった!」


 そう。これは、なのだ。


「お母さん……。わたし、夢を見てた気がする……」


 母親の頭に手を置いて、しっかりとそのぬくもりを確かめたクランは、なにかを思い出すように目を閉じる。


「その夢の中でね、明乃ちゃんは泣いてた。わたしに謝りたい、わたしと仲直りしたい……って」


 クランは目を開けると、ほほえんだ。

 その瞳にうっすらと光るものを滲ませて。


「わたし、明乃ちゃんと話がしたいな。今すぐに……」


 クランが見たという明乃の夢も、冬華によって起こされた奇跡だったのか――?


 それは、誰にもわからない。


↓     ↓     ↓     ↓     ↓


 再び、白桜学園の学生寮。


 晃は過去に経験がないほどの、居心地の悪さを感じていた。


 冬華はうつろな瞳のまま無言で立ち尽くしているし、明乃は明乃で会話ができる状態ではない。


 かといって、この場を離れることもできない。

 冬華のデバッグメニューの結果を見届けるまでは……そう自分に言い聞かせて、晃が待ち続けること約十分。


 ようやく、冬華の髪の色が戻った。


 それと同時に冬華の身体から光の粒子があふれ出る。

 やがてそれはマーシャの姿を形作り、静かにつぶやく。


「デバッグメニュー……解除レリーズ


「冬華! だいじょうぶか!?」


 なにしろ万が一の場合、冬華が人間ではいられなくなると聞かされているのだ。

 心配しないわけがない。


 すると冬華は、「まぁね」と軽く答えて、身体をほぐすように背のびをした。


「こうして無事に解除レリーズできたってことは、もう平気よ。それより……わたし、さっきまでなにしてた?」


「え? なに、って……おまえ、覚えてないのか?」


 すると冬華は、聞かれたくないことを聞かれたのか、「うっ」と言葉に詰まる。


 それをごまかすように両腕を組んで、口をとがらせた。


「し、しかたないじゃない! わたしの場合、デバッグメニューの使用中はそうなるのよ。マーシャが言うには、意識が『神の領域』に入ったせいらしいけど……」


「神の領域、か……」


 だが、不思議と晃は納得した。


 あのときの冬華は確かに、人間離れした雰囲気をただよわせていたことを思い出す。

 まるで神を前にしたような……そんな感覚だった。


 人の身でありながら、神の奇跡を起こす。


 冬華は限りなく神に近い存在となっていたのだ。

 そして最悪の場合、あのまま冬華の意識は戻ってこないまま――。


 そう考えて、晃は今になって怖くなった。


 時間の流れは人や物、すべてを乗せて運ぶ船だ。

 その船に乗ることを許されていない冬華にとって、その精神だけが唯一、彼女が生ある人間であることの証。


 悩み、苦しみ……そして、笑うことができる、人間の証明だ。


「……で、どうだったのよ? わたしはなにをしてたの?」


「あ、ええっと……牛乳配達に電話をかけてた」


「ふーん。……それから?」


「それだけ」


「……それだけ? 本当に?」


 どうやらあれは、本人にとっても不可解な行動だったようだ。


 念を押すように聞いてくる冬華に、晃は「ああ」とうなずいた。


 本当に奇跡が起きて、クランは助かったのか――冬華自身も不安になったのか、その表情が険しくなり始めたところで、マーシャがつぶやく。


「いや、これでいいのだ。冬華よ。あなたが奇跡を起こしたことは、他の誰にも知られてはいけないのだから。知られれば、あなたは神と崇められてしまう……」


 我が子を慈しむようなその声は、冬華の表情から不安の色を消した。


「……マーシャ。そうね、忘れてたわ。……奇跡の意味を」


「そう。ひとつひとつのちいさな偶然を積み重ね、おおきな奇跡を起こす。それが、冬華の起こせる奇跡なのだ。人知れず起きる、そんな奇跡。……だが、それゆえに難しい。どこかの歯車がすこしでも狂えば、思いもよらぬ事態を引き起こしてしまう。今回は、どうにか上手くいったがな……」


 マーシャは、それ以上の詳しいことは語らなかった。


 一人の命を救うために、あわや大惨事の危機まで誘発したことなど、知らなくていいのだ。


 奇跡には、それだけの影響力がある。


 具体的な事象を知ってしまえば、冬華はまた苦悩を背負うことになるだろう。

 人の身にはあまりに過ぎた、強大な力を行使できるという苦悩を。


 それをなにも感じずにいられるのは――神だけなのだから。


 すべての残酷な真実を飲み込んだまま、マーシャは姿を消した。


 ただ一言、奇跡の結果だけを言い残して……。


「電話に出るがいい。そこに、待ち望んだ答えがある」


 その言葉を証明するように、携帯電話の着信音が鳴り響いた。


「電話……!? あっ、あれか!」


 晃は机の上にあった、明乃のものらしい携帯電話を手に取った。

 そのディスプレイに映るのは、クランの名前。


「クランさん……! 本当に、助かったんだ!」


 晃は冬華に笑いかける。冬華もほほえんだ。

 今度こそ、すべてが終わった――そんなほほえみだった。


「きっとクランは、明乃と話したいと思ってるはずよ。この電話に出ていいのは、わたしたちじゃないわ」


「ああ……そうだな」


 晃は電話の通話ボタンを押し、いまだ膝を抱えたままの明乃の耳元に当てる。

 そこから聞こえてきたのは――。


『……もしもし。明乃ちゃん?』


 そのクランの声に、明乃は顔を上げた。

 耳元の電話を両手でつかむと、二度と離さないとばかりに耳に押し当てる。


「もしもし!? クランさんでして!? あぁ……よかった。本当によかったですわ……」


 またたく間に、目に光が戻っていく。


 その様子を見ながら、二人は小声で話す。


「……もうだいじょうぶだな」


「そうね。修正、完了よ」


 明乃が正気に戻ったとなれば、二人に気付くのも時間の問題だった。

 二人は静かに部屋を立ち去る。


 扉を閉める間際、明乃が涙ながらに謝る声が聞こえてきた。

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