映画 田園に死す

ここんとこハマっている寺山修司の自伝的な作品だそうですが、話の内容・意味が良く分かりませんでした。

でも、その幻想的な演出や映像美は息を呑むような素晴らしさで、嫌いじゃないですよ。好きかも。


てゆうか、すごく好き。


こういうのに意味をや理由を求めるのは野暮というものです。

おしゃれな生き方じゃないですよね。

理解せずに、美しさに酔い痴れるのがイイと思います。


幻想的な感じ、という意味では「エコール」というおフランスの映画も良かったですが、

日本人の私には、「田園に死す」の方がしっくり来るかな。

東北には縁もゆかりもない人間ですが。


あと、役者が知らない人ばかりでしたが、これは舞台俳優の人達を起用したのでしょうか。

発声方法と演技の仕方とかが、ちょっと違うと思いました。

東京で暮らした事がないものですから、実際に演劇を観た事がないので、新鮮に写りました。




こういう路線の映画を見ると「観客のニーズに応えていない!こんなの作者のオナニーだ!」という奴が必ず出てくるものですが、じゃあテメーは一生オナニーすんなと言いたいです。


オナニーをバカにしやがったらぶっ殺すぞ、インテリ気取りの童貞野郎が。

まぁ私も今年60歳の無職童貞アル中で家庭内暴力が得意な童貞詩人「アルチュール・乱暴」と呼ばれる男ですがね。


夢を失くしたお前達の分までオナニーしてやるぜ。




※追記

この映画のパッケージイラストも好きです。

これ花輪和一というサブカル系の漫画家の作品ですよね。

花輪先生の作品をちゃんと見た事はありませんが、名前は知っています。

とてもイイです。

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