五月十日。ラブクラフトとホラーの話
タイトル長っ。日付が頭に付いていると日付を忘れずにいられて便利だなと気付いたのは……そう!私ことおれ!亀馬つむり!
需要なんて知らねぇ!蹴っ飛ばしてやるぜ!のテンションでお送りします。
昨日の夜、ラブクラフトの遺産に収録されている「大いなる"C"」を読んでこれこそコズミックホラーじゃ!すげぇ!と叫びたくなりました。夜なので自重した。
そして、ラブクラフト作品およびその系列で大事にされているテーマはやはり「絆」なんだろうなと思いました。それらの作品は、こう語りかけて来ている気がするのです。
「お前に自分の死後を、未練を託せる友はいるか?」
「後戻りできない境地までやってきたと気付き、それを記した日記を、自らの轍を託せる者がいるか?」
って。ラブクラフト関係ないけどジキル博士とハイド氏もこの系列だと思うのです。
自らが望む、望まざるに関わらず、人の道を踏み外してしまった時に頼れる人間がいるか?という命題を読者に問いかけてきている気がするのです。
自分で省みて、「あ、いねーな」と気付きヤバイなと思いました。
そんな人間関係が作れないやつは何やってもダメ、そんな気がしてくる。やばい。人外を、人という存在の例外を持ち出して人間概念を語るとはやはりホラーは恐ろしい。もはや概念攻撃ですよ。精神にビターンッて大ダメージですわ。
めげずに、めげずに進捗、自己進化して行きたいね!
誰か遺書同盟組みませんか?組みませんか。そうですか。
ということでおれはそっと目元にハンカチを寄せたり、寄せなかったりします。さようなら。
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