応援コメント

第46話 一万項目」への応援コメント


  • 編集済

    初めまして、向風様。自主企画でお見かけし、冒頭の「死が怖い」主人公に惹かれて、何とかここまで読んでまいりました。もう企画終了から二週間は経ちますが、少々私が思いました意見をば、以下に書かせていただきます。

    出だしについては結構否定的な意見が多いように見受けられますが、正直ここまで読めたのは、私が主人公の気持ちに共感する部分があった(そして、それが作品のテーマとも関わるだろうという期待があった)ことが大きいです。
    「うつでもなければ、死が怖いとか何で生きているんだろうとか考えないよ」という風説がありますが、はたしてそれはどこまで正しいのか……。
    それと、「おっ」と思ったポイントが、強引に主人公を下僕扱いにする少女が、早々に退散させられた所で「ああ、ヒロインじゃないんだ」とホッとしました。タグにライトノベル、とあるので、このまま下僕キャラでストーリーが進むのかと不安だったもので……。

    ストーリーですが、盛り上がりを感じたのがカツアゲ遭遇シーンからでした。アクション、友情、SFガジェットと、ようやく物語のエンジンがかかったという印象ですが、それまでにかかった文量が推定四万文字。原稿用紙で換算すると、150~200枚程度でしょうか。
    文章はさほどひっかかることがなく、スラスラ読めたのと、一話の長さが千文字あるかどうかという短さだったので、そうでなければちょっと厳しかったかもしれません……。

    「死について探求する哲学的なストーリー?」
    「寮で同室になった、自分を下僕扱いしてくる女の子とのラブコメ?」
    「超高等教育機関でのガリ勉ドラマ?」
    「天才児たちとその発明のおもしろガジェットSF?」
    「そもそもタイトルで示されている少女(おそらくアスカ・ユアサ)の役割は?」

    そこそこまとまった長さの一方で、「これは一体何の話なのか」「何が売りなのか」「何が軸なのか」「読者に何を読んでほしいのか」といった部分が不透明で、読者はどこに期待すれば良いのかお目当てを見つけづらいのが、ちょっとつらいなあと感じます。
    今の処キャッチコピーの内容もあまり本編と関連がないですし、作品紹介のところに「学園●●ストーリー!」など作品全体を一言で言い表す一文や、あらすじなどを載せるだけでも、手を出しやすさなどが違ってくるのではないか……と思います。

    近況ノートでは改稿など考えておられるようなので、今更変なこと言うのもあれかなとも迷ったのですが、せっかく最新話まで読んだのでコメントを残させていただきました。それでは、失礼いたします。執筆、がんばってくださいませ!

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
    「読者に何を読ませたいのか」という部分が不明確であるために、読んでもらえないのではないかというご意見と、面白くない上に読者側からすれば書いている意味が分からないシーンが延々と続いている(カツアゲ手前までのシーン)ことも読者に読み進めて頂けない原因になっているというご意見。もちろんその他の意見も真摯に受け止め、今後の創作に活かしていきます。

     現在、改稿を進めておりますが、富士普楽様が共感していた部分がなくなることになるかもしれません。ご容赦ください。

     今後も私の作品を見て頂く機会がございましたら、忌憚のないご意見ご感想よろしくお願いします。