ある日のこと

私が14歳のある日のこと


母はいつのように

怒り狂っていました。


その日

私は寝坊して

のんびり学校に行く準備をしていました。


一息つくために

リビングの床に座っていた

私に

母はいつものように

物を投げつけてきました。


そのときは

恐怖のあまり声も出せず

ただ、ただ、涙が溢れました。

母が投げつけてきた物は

【蟹バサミ】だったのです。

私の脚の手前でバウンドして

刺さったりしていません。

不幸中の幸いです。


2番目の兄に連れられて

泣きながら学校へ登校しました。


当時の親友(Y)に

「お母さん、薬やってたりしない?」と

言われました。

中学生にもなると

麻薬などの勉強があったので

私は思い出しました。

小さい頃

母はよくトイレで

何かを炙って吸引していたことを…


学校がおわり

帰宅するのが怖い私がいました。

どうしていいのかわからず

私は、警察に通報したのです。

「母が薬をやってるかもしれない。」と

その日は親友の家に泊まり

翌日、警察署へ行きました。


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