薔薇香る憂鬱

新吉

第0話 おまけ 麒麟なら檸檬

 <注意事項> 

 書くのが難しい感じの覚え方のようで夢のお話。かくのが難しい漢字の覚え方のようで夢のようで夢じゃない話です。基本的にわけのわからないお話になっております。

 詩、童話、その他の言葉遊びのジャンルです!

 タイトル回収後も8話まで続く予定です。

※以下順不同、番号はお話の話数




<かんじのおぼえかた>

 8.憂鬱

 優しいけど人外人でなしの彼と

 林間学校で食べてコーヒーを3杯飲んだ


 7.蒟蒻

 腐ったこんにゃくは立たせるのに苦労する。腰が弱いから

 というかそもそもこんにゃくって立つ?


 6.翻弄

 番長に羽がついたら王様サ

 弄んでないで普通に遊んでください


 4.薔薇

 草の下、土の中、人々は口々に微笑み。

 かと思ったら間に一つ入ってくる


 0.麒麟

 其の鹿も隣の鹿もきりんです


 5.挨拶

 両手を無理矢理3回叩いた

 テムヤテクククタ、魔法のコンパクト


 2.檸檬

 木の上の心の皿に丁寧に置く

 木の下の草輪に一匹豚がかかっている


 3.林檎

 林へと

 凶のおみくじ持って向こうで食べる


 1.葡萄

 サクサク缶を捕まえる


※以下更におまけ




<麒麟なら檸檬>

 黒板

 其の1.鹿は鹿である

 其の2.其の隣の鹿は麒麟である



 先生!意味がわかりません!


 要は鹿が二頭並ぶと伝説の生き物の麒麟になるんだ


 奈良に麒麟はいなかった!


 奈良の鹿は鹿だからなあ



 なんという屁理屈。どこの鹿なら麒麟になるのか!どこの鯉なら竜になるのか!と納得できない思いで漢字を学ぶ私。教科書つみたてて爆弾でぶっ飛ばしてやろうかと思った。

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