第7話 天空のカンヴァス

「天空のカンヴァス」


銀河に希望をこぼしたら

白銀色した無数の斑点が

夜空を爛爛と埋め尽くす


川の流れは規則的にして

星の雫は不規則に滴り

各々の座で永遠を泳ぐ


流星が舞い降る夜ならば

村人たちは祈り、願い、

子らの瞳はひととき煌めく


東の空から西方へ扇状に

広げては閉じ、また開く

ただ一枚の真っ新な帆布

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