R3.8.1『あ、安部礼司』の簡単な感想

安部礼司が大日本ゼネラルの別館を歩いていると「夏のニオイ」を感じる。

海のニオイ、夕立のあとのアスファルトのニオイ、市民プールの塩素のニオイ。

気が付くと安部礼司は「胸キュン研究室」にやってきた。


胸キュンは年齢とともに減っていく。昭和生まれのオジサンが胸キュンするには誰かの記憶を追体験するしかない。


300mlのメローイエローやアンバサ、スイートキスなど



ヒタチノナツトは職場で、男のしぐさでキュンで盛り上がっていた。


・腕まくりして重いもの持ち上げたときにできる血管。

・バックパソ=パソコンを使っていて分からないとき、背後からやってきて使い方を教えてくる行為。

・そんなこといいそうにない人の言ったひとこと



あざとい大学胸キュン学科の名誉教授・ヒタチノナツト。

・さりげないボディタッチ、からの上目遣い



やった後悔よりもやらなかった後悔のほうが尾を引く。心理学では後悔は、やった後悔(行為後悔)とやらなかった後悔(非行為後悔)があり、後者のほうがより尾を引くという。それは、こうすればよかった、という妄想(反実仮想)がどんどん膨らんでしまうため。

「人間は絶対に後悔するからやらないよりもやって後悔しなさい」



江戸文久元年に創業、日本橋にある清寿軒のどら焼きを出向王子に配るオモヤマツラミ。ふたり

出向王子と井村屋のアズキバーを食べる。3から4割甘さが抑えられており、結果氷の量が増えて昔より硬くなっていた。



最後は女性陣による胸キュンエピソード。

マリアアンジュ:マスクをとったら思ったより不細工だった。でもそれが胸キュン。

モエソデリスミ:ドライブを連れていってもらったときにバックミラーに映った自分の顔に胸キュン。

オモヤマツラミ:舞台があって浜町にあるのに浜松町に行ってしまい、急いで舞台についた時のマリアアンジュからの一言に胸キュン。

ヒタチノナツト:普段は標準語なのに、テンションが上がると方言の「じゃけえ」が出ることに胸キュン。


うるせえ!


ビタサマ=ほろ苦い夏のエピソード。

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