R2.7.19『あ、安部礼司』の感想

安部礼司はスッカリ「半沢直樹」の影響を受けまくっていた。あきれる部長さんだったが、サラリーマン人生のなかで『やられたらやり返す、倍返しだ!』と一度は言ってみたいなあ、と遠い目をする。


【A面】

安部礼司はなにかと影響されやすい。たとえば今年リメイクされた「東京ラブストーリー」。または再放送していた「あいしていると言ってくれ」。主人公になりきったりしていた。

そう考えると、昔のドラマは男女のすれ違いが多かった。スマホのない時代は、二人がそんな簡単につながれなかった。


しかし今、男女の距離が近くなったか、と言ったらそうもない。メールの後ろに♥マークが付いていても好きなわけではないし、返信しても単純に既読スルーが嫌で面倒くさいだけ、ということもある。


⇒他人とつながりやすくなる――チャンスが多くなる(と思い込む)と、いつでもできるな、と後回しにしちゃうのかな。そう考えると男女の仲ってのは案外、喫緊にしたいことじゃないのかも。まあ、どんなことでも初動は面倒くさいもんね。



姫ちゃんが部長さんに相談。それはナツトとの距離感。

ある日、ナツトに以下のアドバイスをした。

・メールのタイトルに用件を入れること。

・先方の宴会は、本当は行きたいけど行けなくて残念だ、と言ってから、その日は先約があると告げて断ること。

これらを姫ちゃんに教えてもらったナツトは「参考になります」と言ってくる。しかし姫ちゃんは不服。本当は「勉強になります」が正解だな、と部長さんも苦笑い。


しかし姫ちゃんには、こう聞こえてしまう。

「はいはい知ってますよ、それぐらい。先輩風吹かせて、ありがとうございまーす。ちーす」


それは被害妄想だ、とまたも苦笑いの部長。それならばナツトにも「こんなことも知らないの?」に聞こえているかもしれない。


⇒被害妄想はすべてが妄想ってのが分からないよね。けどそう簡単に確認できないからしかたない。被害妄想に良いことなんてひとつもないのにどうしてするんだろう。


人は、他人の言葉を飲みこんだとき、自分のなかで意味を発酵してしまう。それが暖かい発酵なら良いが、冷たい発酵の場合もある。

そんなわだかまりを解くにはお互いに話をすることだ。


⇒それでますます気まずくなることはあるんだけどね。


【B面】

姫ちゃんの妄想が終わったあと、

姫ちゃんとナツトが参加した今回のコンペが、出来レースだったことが発覚する。


怒鳴りこみに行こうとするナツトちゃんのまえに、ドアの影に隠れていた安部礼司がさっそうと登場。

「所詮ここまでだ、と思えば人生は楽になる。こういうものだと理由をつければ、諦めがつく。だが仕事は戦いだ。やられたらやり返す――」(安部礼司)

「ヴァイガエシだ!!」(飯野っす君)



そしてイマツボな「いつか晴れた日に/山下達郎」が流れる。

来週は大人の事情で、安部礼司と日産の新車キックスがコラボした話。ゲスト声優は神谷浩史。


⇒いよいよやばいのかN社。。。。


最後は「南風/レミオロメン」。イマツボどストライクじゃあああああああ!!!!


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