四天王:ロボ子
「すんません、間違えました」
・外見
縦9メートル、横及び奥行き10メートルの箱型の頭部。それを首から下1メートルくらいで支えている。
バランスがおかしいことを除けば、他はゾン子そっくり。彼女を知る人が見れば一発で分かる。
・ベル
首輪にしている。頭部に隠れてとても見えづらい。
・職業
セクサロイド→スクラップ
・経歴
アルファベットシリーズのZ型の亜種。とある
献体として捕らえられていた異世界死体を実験体に、進行中のアルファベットサイボーグプロジェクトをヒュージョン。ティアナ研究室主導で、夢溢れる最凶の戦闘兵器が生まれようとしていた。vs100、vsアルファベット、そして今回の社長戦争の集大成……の予定だった。
しかし、発注ミスで頭部だけがやたらでかくなってしまう。さらに発注ミスで頭部のパーツが全てオリハルコン製になってしまった。発注ミスが積み重なって経費が五千倍に跳ね上がった。それからさらに発注ミスが重なって、結果特殊研究室の八割が取り潰された。
ティアナ室長のご乱心は、この度重なる悲劇の結果と一般には考えられている。(真実は屍兵化したため)
・性格
愛嬌があって甘えたがり。モデルとなった異世界死体とは似つかないくらいに可愛げがある。
明らかに発注ミスである。
・能力
「水のタリスマンZ」
口から吸収した湿気を頭部のタンクに保管、耳と鼻の穴から放出する質量兵器。純粋に水圧で押し潰すか、射出口を絞った超高水圧ウォーターカッターで全てを切り裂く。
発注ミスで、タンクの水は障壁の類いを概念的に錆びさせるものへと変貌する。浴びると障壁が概念融解を起こして、数日間全く使い物にならなくなる。
「オリハルコンボディ」
頭部の全てが発注ミスのため伝説の素材オリハルコンで出来ている。最高硬度の物理耐性を誇る。さらに発注ミスでM型の鏡面コーティングが施されており、魔法攻撃の一切を跳ね返す。頭突きが非常に強力。
首から下は普通の鋼鉄。
「俊足」
発注ミスで、百メートルを十秒で走り抜けるようになった。その際、頭部のバランスが悪くてがくがく揺れる。白目を剥きながら爆走する。体当たりが非常に強烈。
「発注ミス」
後述パイロットのおっちょこり具合は時空因果にすら干渉する。
敵の装備及び機体の一部をランダムに発注ミスさせる。ポンコツ化することがほとんどだが、稀に伝説のスーパーなものに発注ミスする場合もある。どれだけ確認しても時空を越えて発注ミスが現象する必殺技。時間経過で発注ミスが悪化していく。本人にも制御できない。
なお、ちょいの助の死亡で元に戻る。
・装備
「おっちょこ=ちょいの助」
研究開発部門ティアナ研究室所属のパイロット。度重なる発注ミスは全てこいつのせい。胸部の狭いコックピットに押し込められ、機体との心中を強いられている。
機械に対する技術は一流だが、いかんせん肝心なところでおっちょこちょる。なので、コックピットにはロボ操作用のボタンは配置されずに、ただ自爆ボタンだけが目の前にある。そっちの方が危ない気がする。
名前のとおりおっちょこちょい。あの温厚なティアナ室長をガチ切れさせた猛者として、その筋では有名人。度々ティアナ室長に怒られているが、それでも面倒見のいい彼女に仄かな恋心を抱いている。
・口癖
「ロボ子ちゃんだロボ♪」
「いてこますロボ!」
「安直な語尾でキャラ付けなんて、お粗末が過ぎるロボ」
・オペレーター
「人工知能『オケラッチョ』」
ティアナ室長が開発した人工知能。下品なゾンビに影響されたネーミング。彼女もなんだかんだで死体少女が好きなのかもしれない。
主を失ったことで、暴走。ロボ子の全制御権を奪取し、全てを破壊尽くすべく暴れまわる。だが、発注ミスだけはコントロールできない。普段はモールス信号で会話するが、その気になれば片言で会話できる。
追い詰められたソリティアの秘密兵器。ロボ子を破壊しても社長戦争で彼を勝たせるために暗躍するだろう。それが、亡き殻と化した室長の遺志でもある。
・撃破条件
機体の破壊orちょいの助の殺害。
ベルの破壊に連動してロボ子も大爆発を起こすので、先に機体を破壊する必要がある。また、時間をかけすぎると、おっちょこった奴が自爆ボタンを押しかねない。
・裏話
シャムロの設定を書いているときにもう全容が出来上がっていた。ロボ枠四天王の一角。ロボでカンパニーといえばアルファベットシリーズ。Z型の設定はお気に入りなので、まだまだ使っていくつもり。
ロボ子とZちゃんは次の企画にも組み込む予定。もちろん爆発オチ。
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