-6-
季節は冬、極寒の夕暮れ時だった。
その日は、一日中雪がちらつき、まるで朝日が昇る前のような静けさが、辺りを漂っていた。しんしんと降り積もる雪音すら聞こえてきそうなほど緊迫した空気が、寒さと同時に肌を突き刺していた。
密偵から定期的に届いていた伝達により、攻め込まれることを予期していた軍は、日がすっかりと落ち込む以前から、西と東に分かれて身を顰めていた。強張る手を温めながら、その時が来るのを待つ。
「……現れませんね」
「まだ日はある」
「お体は大丈夫ですか、将。お寒いのが苦手でしたでしょう」
にやりと悪戯な笑みを見せる余裕すらある部下を小突き、悠玄は揉み合わせた手に、白い息を吹きかけた。
部下とはいうが、年齢的に考えれば、その男の方がずっと年上だった。戦場を駆け抜けてきた回数も悠玄の倍近く、多くの場数を踏んでいる。
「無駄口を叩くな。廉太尉の激昂が落ちるぞ」
「ここに太尉はおられません。あなたが相手なら恐れるに足りないので、安心して無駄口を叩けます」
「そうやって餓鬼だからと馬鹿にするのだな」
「滅相もない。あなたは部下にお優しい、良い将ですから」
「見え透いたことを言う」
「これは本当です。最後まで決して我々をお見捨てにならず、命を賭して戦ってくれる将だからこそ、私はこうしてお側にお仕えしてるのです」
「逃げる場所などどこにもないからな」
冷えすぎて逆に血流が巡り、熱を持ち始めた指先を感じながら、悠玄は僅かな瓦礫の隙間から目だけを覗かせ、奧の様子を盗み見ていた。何度繰り返し確認をしても、辺りの様子に変化は見られなかった。
大抵の場合は、璃衒の班と悠玄の班に分かれて行動をすることがほとんどだ。
あちらは比較的畏怖の念で班を統率しているのに対し、こちらはただの馴れ合いでしかないと誰かが話しているのを、悠玄は耳にしたことがある。だが、悠玄はそれを悪くは思わなかった。一度戦場に立てば、官位などは関係がないのだ。ただ一人の人間となり、生きるか死ぬかの二者択一を迫られる。どこへ行っても、最終的には、求められる二者択一が変わることはない。
「――黙れ」
そう言って悠玄が手を掲げるだけで、男たちはすぐさま口を噤んだ。囁くように談笑していた声は、一瞬にして消え去り、緊迫した眼差しが悠玄に注がれる。
小刀を地面に突き立てた悠玄は、そこに耳を添えた。いくつもの足音が近づいてくることを察し、小刀を鞘に仕舞うと、手の動きだけで兵士たちに指示を与えた。重々しく頷く顔には、先ほどまでの笑みはない。
「向こうは数で攻めてくるが、こちらにはそれ以上の実力と能力が備わっている」
近場に待機している者らに、かろうじて聞こえる程度の囁き声で言い、悠玄はあえて挑戦的に微笑した。
「将を射んと欲すればまず馬を射よ――躊躇わずに小物から薙ぎ払え」
「相手方の大将は、将のために取っておいてあげますよ」
「なに、遠慮はするな。武功を立てれば、明日には俺の地位にお前たちのうちの誰かが胡座をかいて座っているはずだ」
「それも悪くはありませんね」
軽口を叩いていられるのは、そこまでだった。鼓膜を直接振動させるほど近くにまで敵は迫り、心臓は激しく波打ちはじめる。恐怖と興奮とで、柄を握る手が震えていた。手の平にじわりと湧き上がった汗を拭い、最後に太刀を握り直す。
最大限にまで相手を引きつけ、背後に控えている弓弩隊に、合図を送った。
すると、風を切る音が耳元をかすめ、すぐ側で人の呻く声と、地面に倒れ込む音が続く。途端に警戒の気配が強まり、悠玄の中の全細胞が、今だと背中を押した。
「死ぬなよ」
「将も、どうかご無事で」
その言葉と同時に、悠玄たちは物陰から一気に飛び出した。
それ以降の記憶は、覚えていることの方が少ない。何度も太刀を振り下ろし、相手を斬り付け、息の根を確実に止めるために、首を切り落とす。頭を踏みつけ、頭蓋骨ごと砕き、次の敵を迎え撃つのだ。
敵も味方も入り交じり、戦場は地獄絵図のようになる。降り積もった雪は、幻想的と感じるほど鮮やかな赤に染まり、男たちの精神を病ませた。
「悠玄の将!」
嗚咽交じりに駆けてきた兵の一人がその名を叫んだのは、敵の半数ほどが地に伏せた後だった。腕に深い傷を負っていたその男は、既に顔色をなくし、唇は青く変色している。倒れ込むようにして悠玄に手をついた男を抱くように支え、漂う死臭に眉を寄せた。
「どうした」
「た、太尉の班が、兵の数が足りず、劣勢です。今は何とか持ちこたえて、もち、こたえておりま、すが……」
「もういい、話すな」
己の体を支える力も残っていないのか、男は完全に悠玄へと垂れかかるような体勢になった。吐き出された血が、悠玄の頬と肩をどす黒く濡らす。腕だけではなく、内臓もやられていたのだろう。荒々しく繰り返されていた呼吸が、何の前触れもなく途切れ、悠玄は奥歯を強く噛みしめた。
「将! 行ってください!」
「馬鹿を言うな、お前たちを置いて行けるものか!」
仲間の遺体をその場に寝かし、悠玄は剣を振りかぶってきた敵の腹に、切っ先をねじ込んだ。足蹴にしながら太刀を抜き、次の払いで首を落とす。
「私たちの換えはいくらでも利きますが、太尉や将の代わりは、誰にも務まりません!」
目を血走らせた男たちが次々と襲いかかる。我を忘れている様に恐怖を抱く前に、その目から世界を奪っていった。
人の身体を断つ感触になれてしまった腕を振り下ろし、仲間の兵が駆けてきた方向に目をやる。ここからでは建物が邪魔をして、向こう側を見ることはできない。あちらでは何が起こっているのか、気にならないはずもなかった。
父に限ってそんなことはあり得ないと確信する傍らで、悠玄の心が、不思議とざわついていた。
「行ってください!」
また、誰かがそう叫ぶ。
その度に、悠玄の行く手を阻むように、敵の兵が目の前に立ちはだかった。
「私たちを信じてください! ここは必ず死守してみせます!」
こうなってはじめて、璃衒がなぜ配下と距離を置くのかを理解する。情を移しすぎては、こうした場面で最良の判断を下すことができなくなるのだ。
「あなたは本当に分からず屋ですね。そんなところは太尉によく似ていらっしゃる」
呆れたように、背中合わせに立っていた男が呟いた。それから、躊躇いもせずに悠玄を強く突き飛ばすと、戦場から追い出した。
「これより先は私が指揮を執ります! まだ走る体力の残っている者は、将を援護しろ!」
悠玄は幾ばくか躊躇うようにたたらを踏んだが、促すように「将!」と呼びかける声で、戦場に背を向け、走り出した。
小さな傷はいくつも負っている。体中がぼろぼろで、常に悲鳴をあげていた。
疲労の限界すら突破した場所で待ち構えているのは、安住とも思えない無感の境地だ。鎧を剥ぎ取ってしまいたくなる熱に、体が浮かされる。汗が額から滝のように滴り、それを拭うこともせず、悠玄はただ駆けた。
徐々に、男たちの怒濤の声と、剣の交わる金属音が近づいて来た。寒さの中にも熱気が満ち、闘士の壁が見えたような気がした。悠玄は引き連れてきた男たちと顔を見合わせると、慎重に足を進める。どこに敵が潜んでいるかも分からない状況下で、緊張感が一気に高まった。
そこには、屍の道が続いていた。敵も味方も折り重なるように倒れ、絶命している。鼻孔を不快にさせる血の臭いに眉を寄せ、悠玄はその道を辿った。
目の前に広がる光景に、思わず目を見張る。倍の軍勢に味方は押され、三、四人が加勢したところでは、今更何も変わらないように思えた。だが、背を向けるわけにはいかない。
迫る宵黎宮を横目に、悠玄は太刀と手が決して離れぬようにと布で巻き付け、すぐさま飛び出した。まさに切っ先で斬り付けられようかという味方を守るように、悠玄はその間に割って入る。
「――悠玄様!」
「散じるな」
睨み付けたほんの一瞬、敵の気配が僅かに怯んだ。その隙を逃さず、剣先を払い、肩から脇腹にかけてを斜めに斬り付ける。返り血が顔に噴きかかると、それを腕で乱暴に拭った。
「太尉はどこだ」
「あちらです!」
切っ先を受け止める腕が俄に痺れはじめ、重く感じはじめる。悠玄の太刀は既に刃こぼれを起こしており、次いでの一撃で、刃先が無惨にもこぼれ落ちた。小さく舌打ちをして腰に手を伸ばしても、そこには鞘と小刀の一本しかない。
あたりに視線を彷徨わせていると、そこに目をつけた敵の兵が、不気味な笑みと共に悠玄を捕らえた。隙もなく剣を構え、一直線に駆けてくる。
悠玄は自分の手を見下ろし、布を解くと剣先を失った太刀を、槍のように持ち直した。肩の高さまで持ち上げると腕を引き、勢いよく投げつける。驚きに目を見開いたままの表情が、悠玄を見つめた。それから自身の身体を見下ろし、心臓の位置に突き立てられている剣を確認し、絶命する。
悠玄は駆け、たった今殺した男の太刀を拾い上げた。柄はまだ体温を残して生暖かく、不快感が背筋を駆け上った。
いつ終わりを迎えるかも分からない状況の中で、悠玄は途方に暮れることも忘れていた。激しく上下する肩が呼吸を難しくさせ、視界が霞む。暑さに逆上せた頭が、鼻から血液を流させた。
大きく頭を振り、思考と視界を取り戻した悠玄は、戦場の中で璃衒の姿を探す。
まるで、そこだけが別世界のように、ゆっくりとした時が流れているように見えた。鬼のような形相で、阿修羅のように剣を振るうその姿は、人間のそれとは思えなかった。
「――将っ!」
その動きに魅せられていると、勢いよく横に突き飛ばされるのを感じた。
地面に衝突してはじめて、突き飛ばされたことを知る。脇腹に熱い痛みを覚え、小さく呻き声を発した。見る見るうちに衣が赤黒く染まり、返り血と己の血の見分けがつかなくなった。
「しっかりしてください!」
「……分かっている」
緊張の糸が一瞬にして解けてしまうと、悠玄にはその場に立ち上がることすら困難だった。よろける身体を剣で支え、生まれたばかりの子馬のように頼りなく足を踏み出す。それでも持ちこたえることができず、無様に膝をついた。
ああ、もういいだろう。
霞む視界の中で、悠玄はそう思ってしまった。一体何のために戦っているのだ。終わりのない争いを、いつまで続ければいいのだ。殺し、殺され、この世界に一人の人間もいなくなり、全てが終焉を迎えるのならば、自分が生きている意味などありはしない。
痛めつけられた身体が、もう終わらせてくれと悲鳴を上げていた。思考がその瞬間を待ちわびていた。誰かがこの首を切り落としてくれるだけでいい。それでこの苦しみから解き放たれるのなら、そうするだけの価値があるように思えた。
だが、その決心は、刹那の間に折れた。ぼんやりと眺めていた視線の先で起ころうとしていた情景に、思考が鮮明に機能しはじめる。それと同時に、身体中の痛みも復活したが、悠玄は己の体を奮い立たせた。
「――太尉!」
がくがくと震える膝を押さえつけ、悠玄は走った。
長身の男が璃衒の背後に忍び寄り、他の者たちよりも一回り大振りな太刀を振り下ろそうとしている様子に、冷や汗が流れた。胸騒ぎが一層強くなり、冷や水をかけられたかのように、身体が大きく震えた。
悠玄の声に反応した璃衒は、振り下ろされた切っ先から寸前のところで身をかわした。しかし、息を吐く暇もないまま、次の一撃が振り下ろされる。
早く動けと己の足を叱咤し、どうか持ち堪えてくれと誰にともなく祈った。
身体を流れる血の循環が鈍り、思うように動くことができない。遠退いていく意識と思考を取り戻すために、悠玄は小刀を自分の太ももに突き立てた。痛みが悠玄を呼び覚まし、小刀を投げ捨てて、柄を握り直す。
「だあああぁぁぁっ!」
気力を奮い立たせるように、悠玄は大きく叫んだ。その時ばかりは、痛みを忘れて飛び上がり、男の背中を深く斬り付ける。確かな手応えと飛沫を上げる鮮血に、更なる感情の高ぶりが悠玄を襲った。傷口からどっと血が溢れ出す感覚は、ある種の快感を呼んだ。
何とか間に合ったと、そう思った。斬り付けた男がその場に崩れ落ち、璃衒の姿が目の前に現れる。その目は大きく見開かれ、悠玄を見つめていた。僅かに開いた口の端から、つうっと赤黒い血が、一筋流れる。
「……ち、父上?」
この目で見るのが怖かった。それでも、視線が無意識に璃衒の身体を撫で下ろす。
認めたくなかった。大振りな太刀が深く、深く、璃衒の腹に突き立てられていた。こちらからは、柄の部分しか見ることができない。刃が背中にまで貫通していると想像することは、酷く容易だった。
「父上っ!」
今にも崩れ落ちようとしている身体を、悠玄は駆け寄って支えた。よく見れば、身体中が悠玄と同じように無数の傷で溢れ、鎧が大量の血で濡れていた。
「――わ、私に、構うな」
息の漏れる音と同時に紡がれた言葉は聞き取りにくかったが、かろうじてそう言ったのが分かった。そして、力一杯悠玄の胸を押し返し、その場に倒れ込んだ。
「できません、父上。撤退しましょう。向こうも相当な痛手を負っています」
「いいから行け! 構うな、配下を見捨てられぬ!」
「もうこれ以上は動かないでください!」
ごぽり、と大量の血を吐き出した璃衒を、悠玄は抑えつけた。それでも、腹を貫通している太刀を抜くことはできない。それが傷口を塞ぎ、流れ出そうとしている血を塞き止めているからだ。
地面に横たわっていた璃衒の太刀を取り上げ、悠玄は立ち上がった。それからは、ただ剣を振り回し、形振り構わずに殺して回った。璃衒を修羅だと思った悠玄が、今度は阿修羅となり、軍を壊滅状態に陥れていく。
最後の一人に向かい、悠玄は剣先を突き付けた。その男は地面に座り込み、恐れおののいた表情で悠玄を見上げていた。じりじりと後退る男を壁際にまで追い詰め、首筋にぴたりと切っ先を押し当てる。
「……はっ、あ、ああ……」
言葉にもならない恐怖を、譫言のようにもらす男の目に、狂気の顔をした自分の姿を見つけ、悠玄は我に返った。自分の周りにいくつも倒れている死体が、色を失った目で、恨みがましくこちらを睨み付けているように感じた。
今更、情けなどはない。皆殺しにしてやるという感情だけが何よりも勝り、気がつけば、酷く虚しい気持ちになっていた。
「――行け」
太刀を構えていた腕を下ろし、悠玄は力なくそう告げた。
「城に戻り伝えよ、軍は皆殺しだ」
悠玄は何の躊躇いもなくその場に背を向けた。
雪が止み、晴れた雲間から高くまで登り詰めた満月が、地面に影を作っている。腰が抜けたように座り込んでいた男の影が勢いよく起きあがるのを、視界の隅に捉えていた悠玄は、すぐさま向き直ると剣を振り下ろした。
太刀を握り締めていた男の腕だけが、ぼとりと落下した。痛みに発せられる奇声が勘に障る。
「今すぐ選べ。ここで死にたいか? それとも──」
冷たい、底冷えのするような声が最後まで告げるよりも先に、男は残った腕に切り落とされた腕を抱きかかえ、転がっている死体に足下をすくわれながら、走り去っていった。
今を生き長らえたところで、己だけが行き帰った咎を責められ、味方に殺されるだろうことは、誰の目から見ても明らかだった。
「悠玄様、太尉が!」
「……父上」
悠玄の顔がその言葉と共に、生きた人間のものへと戻った。握り締めて決して離さなかった太刀をいとも容易く放り、腹に刃を突き立てられたまま呻いている璃衒のもとへ駆け寄る。
「父上、父上!」
まだ身体はかろうじて温かかった。弱々しい脈を取り、手を強く握り締める。暗闇の底に引きずり込まれてしまわないよう強く、強く握った。
「宵黎宮に戻るぞ」
そう言って、璃衒の腕を悠玄が掴み上げたときだった。
すぐ傍で、うつ伏せに絶命していたとばかり思っていた男が、僅かに身動いだのだ。半死状態の太尉を前に、血の気が多くなっていた兵士たちは、揃って剣を構える。
そして、止めを刺そうとした者の手を、悠玄は反射的に止めていた。
すぐさま反感の目を向けられたが、悠玄は黙ったまま、背中に深い傷を負った男を見下ろしていた。そして、何かを決断するかのように視界を塞ぎ、息を吐き出す。
「その者は殺すな。供に連れ帰る」
「なっ、本気ですか! 太尉をそのようにした男を――」
「二度も同じことを言わせるな、今は時間がないんだ」
悠玄がそう言っても、璃衒の配下たちは、誰も男を抱え上げようとはしなかった。理解できないという顔で悠玄を睨め付け、沈黙を貫いている。
しかし、傷だらけで戻ってきた悠玄の配下たちは別だった。自らの意志はどうであれ、それが上司の望みならばと、自分たちの身体に鞭を打って、男の身体を両脇から抱えた。
「理由は後ほど、城に戻ってから聞かせてもらいますからね」
「すまない」
「お前たちも将に手をお貸ししろ」
自分の元へと戻ってきた配下の面々を捉え、悠玄は苦渋の表情を窺わせた。
先ほどまでは確かに、共に言葉を交わしていた。軽口を叩き合い、笑いあった。それが、今はもうどこにもいない。冷たい地面に横たわり、この寒空の下で、一晩を過ごすのだ。
「将、私が代わります。傷に障りますよ」
「いいんだ。俺が運ぶ」
徐々に体温が奪われていく、自分よりも身長の高い璃衒を引きずるように歩き、悠玄は滲み出る涙を隠すように俯いた。振り返れば、雪の積もった道に、真っ直ぐ伸びた二本の線が続いている。
「……城に戻ったら、酒を用意しろ」
今宵命を落とした者たちに捧げる酒を、供に飲み交わそう。
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