おじさんとパフィンちゃん〜脱力編〜

「あ〜…………」

「あぁ〜…………」

「あぁぁ〜…………」

「よよよぉ〜…………」

「見事な縦ラインだね。あともう一列並べたら消し飛ぶかな?」

「消し飛んだらダメでしょ……てかカピバラ、ナマケモノ以外に他の子が増えてない?」

「ナマケモノの横にいるのはフタユビナマケモノとミユビナマケモノだよよよ……二人ともナマケモノに負けず劣らずの怠け者だよよよ……」

「そういうあなたも見事に布団の中にくるまっちゃってるんだけど……」


「邪魔するわよ」

「ん?あら、お客さん?」

「守護けものである四神が一人、セイリュウよ。ここにナマケモノは?」

「守護けもの……四神!?」

「そこで寝てるよ」

「ちょ、キタキツネ、あなた何の躊躇もなく……!」

「……相変わらずの脱力具合ね。しかも増えてない?」

「フタユビナマケモノとミユビナマケモノだよ。二人ともナマケモノと同じくらいダラけてるんだって」


「すぴー……」

「ふぇー……」

「むふー……」

「よよよ……」


「……起きなさい。あなた達の軟弱さは見るに耐えないわ。パークで一人でも生きていけるように鍛……」

「ねえ、セイリュウ」

「……何かしら?」

「この四人の隣で横になってみて」

「……は?」

「キタキツネ!四神に何てこと……!」

「……何か思惑でもあるのかしら?まあいいわ。やってみましょうか」


「…………」

「…………」

「…………」

「……で、これは何を意味するのかしら?」

「おかしい……ラインが揃ったら消えるはずなのに……」

「……そこのギンギツネ。彼女は何を言ってるの?」

「ご、ごめんなさい!この子、たまにわけの分からないことを____」


ミシミシミシ、バギャッ!!


「え」

「よ」

「「「すぴー……」」」


\ぎゃああああ落ちるうううう!!/

\よよよ〜……/


「……すごい。本当に消えた」

「って言ってる場合じゃないでしょ!床の修理できそうな道具探してきて!私は下に落ちた五人を助けに行くから!」



近況報告:

仕事がバタバタして本編の筆が進まねえ!ダラダラしてえ!怠けてえ!

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