4月25日 お芋をゆでて、筋を知って

 安納芋は……ねっとり甘い!

 雪車町地蔵だ。


 こんな時期だがお芋をいただいたので、茹でたりなんだりしていただいた。

 ねっとりと甘くおいしかったのだが、売り物ではないので大変筋が多かった。

 自分で食べるぶんには全く気にならないので、おいしく食べたのだが。

 ふと、思いもする。


 はたしてこの雑記にも、同じように歯ごたえのある筋があっただろうかと。


 ……ないね! 皆無だね!

 だってほとんど、思いつきでよしなしごとを垂れ流してるだけだもん!

 悩むだけノーグッドだね!


 とまあ、そんなお気楽珍道中膝栗毛も、今回を入れてあと三話である。

 特にいい話とかもできないし、総括とかしても無意味なのはわかっているのだけれど、それはそれとしてフィナーレはしっかりやっておきたい。

 きっと明日も、最後の日も。今日と同じようにとぼけた内容ばかりだろうけれど。

 それでもそんな雑記を楽しんでくれた読者諸氏がいたから、ここまでやってこれたわけです。

 それには感謝の限りというわけで。

 どうしても言っておきたかったわけで。


 ……これだと、なんだか最終回っぽい?

 大丈夫、もうちょっとだけ続くんじゃ。


 執筆も人生も、お芋のように甘いばかりじゃないのだけれど。

 しかし願わくは明日も、元気いっぱいでいきたいものですね!

 そういうわけで、本日は以上!

 また明日!



(おもえば遠くへきたもんだ)

(言いたいだけですよね、その台詞を言いたかっただけですよね……?)

(道は続くよどこまでも!)

(だから、最終回じゃないんですって! それでは、アデュー!)

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