2月26日 コロッケは冷めてもおいしい
かりっと揚げてくよー!
雪車町地蔵だ。
毎度思うのだが、コロッケを作るのは大変だ。
皮ごと湯がいたジャガイモの皮をむき、すりつぶして、炒めたタマネギ、ニンジン、ひき肉と混ぜ合わせる。
塩コショウはお好みで。シュガーをいれるご家庭もありますね。愛情は甘い。
これを掌より小さく丸め、小麦粉、溶き卵、パン粉の順番でまぶしていく。
あとは高温の油でさくっと揚げるだけ。
……こう書くと、まるでお手軽ジャンクフードのように思えてくるコロッケですが、いやー、もう大変な手間暇がかかる料理なのである。
まず第一に、ジャガイモの皮むきがたいへん!
ゆがく前に皮をむくなら、かなりの量のジャガイモを剥かなきゃいけない。
ゆがいてから剥くのなら、湯がきたての火傷しそうなジャガイモと向き合わなければいけない。どちらもまた過酷な道である。
つぶすのも案外に重労働だ。
粒が残らないように丁寧に丁寧に潰す。ひたすらつぶす。マッシュ、マッシュ、マッシュ、ジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!
これが重労働でなくて何だというのか。トマトをつぶすように柔らかくとはいかないのだな、戦争は。
粉をつけていくのも大変だ。
要領よくやっても、片手は卵とパン粉と小麦粉でべちょべちょになってしまう。
つぎに揚げる段階だが……一番神経を使うのがここだ。
きつね色にかりっと揚げつつ、焦がさないというのは油の温度の管理が必要で、片時も目を離せない。
油を切ったら、冷めないうちにハイどーぞ。
総じて、コロッケとは手間のかかる料理なのである。
街角でコンビニエンスに売られているコロッケを買い求めるとき、それは大変な手間で作られていることを思いだしてほしい。きっと一層美味しい味に感じることだろう。
まあ、ぶっちゃけ工場で成形まで全部やっているお店も多いんですけどね!
はい、本日は以上!
解散!
(手間を訴えたいのか、それとも面倒なだけなのか)
(後片付けがめんどい! これにつきますね、はい。それでは、アデュー!)
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