1月9日 悶々としたフラストレーションを料理にぶつける

 ぼくは自動的なんだよ。

 雪車町地蔵だ。


 突然だが、刺激物が食べたくなった。

 豚と鶏肉の柚子胡椒焼きを作ったことにする。


 豚肉と鶏肉を食べやすいサイズに切り、塩コショウを振った後、小麦粉をまぶす。

 これを油を敷いたフライパンで焼き色が付く程度に焼く。

 キャベツをみじん切りにし、同じく炒める。


 醤油:酒:味醂が1:2:2になるように混ぜる。

 砂糖を小さじ一杯加える。

 柚子胡椒をお好みの量より少なめに加え、調味料をよく混ぜ合わせる。なぜ少な目かは後述。


 これをフライパンで肉とキャベツに絡め、とろみが付いたら火を止め、柚子胡椒をお好みの量まで加える。こうすると、柚子胡椒の香りが残る。


 完成だ。

 ピリッとしつつ、甘辛く、柚子の風味がおいしい肉料理。

 とくにキャベツが滅茶苦茶うまい。


 読者諸氏もお試しあれ。



(なんで辛い料理?)

(釈然としないことがあったので、心をリセットしたくて……)

(おまえ、舌が肥えたからって激辛麻婆豆腐食べたりするもんな。体に悪いぞ)

(おっしゃる通りで……それでは、アデュー!)

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