12月21日 かいぶんとは

 異聞回文!

 雪車町地蔵だ。


 今日はなんでも回文の日ってことで。

 回文て言いますのは、上から読んでも下から読んでも同じもの──身近なもので言ったら、「しんぶんし」なんてのが、回文になりやすでしょうか。


 「トマト」とか「八百屋」なんてのもそうでしょう。


 英語圏ではパリンドロームと申しましてね、言葉遊びの一種でさ。

 たけやぶやけた、みがかぬかがみ、なんて聞き覚えもあるんじゃないですかね。

 

 フランス語になるが、1247語にわたって回文となる、とんでもない詩も存在すわけで。

 いやはや、世の中すげーのすごくないのって。いや、すごいんですがね?


 回文なんざ、こんな機会でもねーと触れることもありやしませんでしょうよ。

 だからね、読者諸氏の皆さんも。

 今日ぐらいは回文に思いをはせてみちゃあどうでしょうと、私は思うんでございました。


 え?

 オチなんざございやせんよ。

 これにておしまいでござい。



(どうした、疲れてるのか)

(回文を考えようとしてあらかた世に出ていたのでやめただけです)

(かなしい……)

(それでは、アデュー!)

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