12月17日 ちゃんぽんを外で食べることがあり得ないという話

 ハローワールド!

 雪車町地蔵だ。


 読者諸氏はリンガーハットというお店を知っているかな? 結構、勿論知らなくてもいい。

 日本でも珍しい、ちゃんぽんを主に扱っているレストランだ。


 ちゃんぽんというのは、太麺ととんこつチックな全く別物スープに、これでもかと具材をいれた食べ物である。

 非常に手の込んでいるように思われるが……これは家庭料理だ。

 そう、なにを言いたいのか、賢明な読者諸氏なら理解できるだろう。


 外食するとか、有り得ないのである。


 ラーメンとか、カレーとか、ああいう手が込んでれば手が込んでる方がおいしいものとは違う。

 なにせスープは、市販品の時点でお店のものよりおいしく、野菜と肉を適当に切って煮込むだけで出来上がるのがちゃんぽんなのだ。麺とか、柔らかいのがデフォだし。

 コスパでもみても、味で見ても、外食とかナンセンス。


 たとえば高級中華料理屋がちゃんぽんを始めたとしよう。オープン価格で格安にふるまったとしよう。だが食べない。

 そのぐらいあれは家庭料理なのだ。


 なんなら5人分ぐらいとか、まとめて作る。

 作ってコショウぶっかけて食べる。

 味わって食べるものではない。

 いわばジャンクフード。

 いやさソウルフード。

 そも、家の外で食べるとか、そんな習慣がない。


 蒸かし芋をわざわざホテルのレストランに食べに行くようなものだ、ちゃんぽんの外食とは。


 ……もちろん、これは私的な意見なので、反論は大いにあると思われる。

 なんか馴染みの店のちゃんぽんのほうが家庭の味より好きという人は一定数いるだろう。

 でも、もうそれは、外食って感じじゃない。

 普通に日常の食事だ。


 なにを言いたいのかと言えば、特にいうことはない。

 ちゃんぽんはチキンラーメンみたいなものなので、外で食べる機会は皆無だと、それだけの話だ。

 霜降り白菜はいってますとか、正直意味が分からないという、それだけの話である。

 そういうわけで、本日は以上だ。



(なに? キレてるの?)

(キレてないですよ、私キレさせたらたいしたものですよ)

(佐世保バーガー県民は食わねーよなみたいな話だろ?)

(そういうことです。それでは、アデュー!)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る