9月29日 教えて指パッチン!

 手伝ってやろうか? ただし真っ二つだぞ!

 素晴らしき雪車町地蔵だ。


 左手の親指と薬指で指パッチンをする癖がある。

 最近、小さい子に指パッチンを教える機会があり、そのときに大人の間でにわかに論議が巻き起こった。

 普段、どうやって指パッチンをしているかだ。


 ……うん、しょーもないのは理解しているので、もう少し付き合って下さい。


 指パッチン、則ちスナップ。

 私は左手の親指と中指で弾くようにしている。

 これは、ずいぶん古い時代の漫画で、めっちゃかっこいい指パッチンがこのスタイルだったからだ。人差し指がぴーんと伸びているシーンに感動し、何度も練習した。

 そして、中指と親指が普通だと思っていた。


 だがしかし。

 親指と薬指でやるというやつもいれば、中指と人差し指を重ねてやるというやつもいた。

 アメイジング!

 スナップはフリースタイルだったのである。


 両手でぱちぱちと連続で鳴らせるものから、片手でしかできないものまで、そりゃあ千差万別だったわけである。


 ……もっとも、鳴らせるとかっこいいからという理由で習得したことだけは、共通だったわけだが。


 別段、これらのことに深い意味を見出すわけではない。

 ただ、だいたいの場合、初めて見たスナップがお手本となっているようなので、何事も最初が肝要なのだなぁと感銘を受けた次第だった。


 うん、それだけの話なんだ、すまんな。

 以上!



(イケメンにのみ許されたスナップ)

(ギーグとかがやっても様になるときは様になるでしょうが!)

(精神的イケメンは許されるのだ)

(グギギギ……それでは、アデュー!)

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