　温もる、溢れる、茹であがるぅ！！

　雪車町地蔵、オーバーフロー！

　ぶるぁ！

　お風呂はいい、リリンの生み出した最高の文化だ。

　特に長湯できると最高だ。

　一時間近くただ悠然と浴槽に身を沈め、ぬるめのお湯と戯れる。

　それだけで思考は最適化され、肉体は弛緩ののち回復へと至る。

　考え事をするのにも、ただリラックスするのにも、おおよそこれ以上のものは、人肌ぐらいのものだろう。

　とはいえ、入浴は食事と同じく、莫大な体力を消費する。

　風呂に入るまえは十分に水分を取り、ミネラルを摂取し、できれば湯船につかっている間もなにかしらの飲み物を口にしてほしい。

　牛乳？　最の高だ。

　半身浴などでたっぷりリラックスし、血流がよくなったら、そのままゆるりと寝転ぶのもいいだろう。

　つかの間全てのしがらみを忘れ、くつろぐのがいい。きっとそのぐらいは、現代人にも許される休養だ。

　人生のオアシス、一日に清涼剤、心からの楽しい入浴を、ぜひ読者諸氏も、楽しんでほしい。

　以上である。

（時間を気にせず入れるふろ、最高か）

（お酒やコーヒーに勝るとも劣らない人生のカンフル剤、嗜好品こそお風呂。そのうち湯治とか行きたいですねぇ……それでは、アデュー！）

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