5月15日 こいのぼりより旬の鯛

 やっはろー!

 雪車町地蔵だ。


 読者諸氏は、鯛を捌くうえでもっとも留意すべきことはなにか、知っているかな?

 なに? 夏はタイムシがつくから寄生虫に注意……?

 残念! それはミスリードだ、あれはよくそのまま煮込む。


 正解は、鱗が大きいので飛び散らないように注意する、だ。


 この季節になれば、50センチを超える鯛なんて、ざらに釣れる。

 そうなってくると、鱗がやたらデカい。

 包丁でやろうが、専用の器具を使おうが、あたりに飛び散って仕方がない。


 なので、基本的に中くらいの鯛は屋外で調理することになる。

 鯛の骨は固いので、ナマクラ包丁を使っていると手間がかかるうえに骨を叩いて切らなくてはいけなくなる。

 そうなるとナマクラは刃こぼれして、一層目も当てられないことになる。

 出来れば調理の前に、包丁をよく研いでおこう。


 三枚におろし、アラは煮つけに。

 半身は皮をはいでお刺身に。

 残りはお吸い物にでもすればいい。


 脂が乗り始めたこの季節の鯛は、塩焼きにしてもうまい。

 ぜひ、自分で捌いて、その素敵な味に舌鼓を打ってほしい。

 今回言いたいことは以上だ。



(こいのぼりはなんの関係が……)

(ポケ○ン的なイメージですかね)

(コイキングじぇねーか!)

(味は天にも昇る気分ということでお茶を濁します。それでは アデュー!)

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