5月16日 鮭の皮=領地

「パリパリの鮭の皮もらえるなら領地やるわー、全部やるわー」


 ホワイダニット!

 雪車町地蔵だ。

 上記のようなことを言い放った戦国武将がいる。しかも結構な人数いる。信じられないかもしれないがガチだ。

 そのぐらい、当時から鮭の皮は愛されていたのである。

 というわけで、今回は上手な鮭の皮の焼き方について語っていくことにする。


 ご家庭のグリルを使うとき、鮭の皮がふにゃってなってしまうことに不満を覚えるのは、人類として当然の感情だ。

 美味しい鮭の皮が食べられないなど、牢獄でプリズンプリズンアンブレイクしているのと大差がない。

 では、どうすればカリカリの皮が焼けるか。

 答えは〝酒〟だ。


 調理用の酒でもいい。ふつうのお酒でもいい。何なら味醂でもいい。

 これを10倍ほどに希釈し、キッチンペーパーなどに含ませて、鮭の皮に塗り付ける。

 すると、あら不思議! 同じグリル、同じ鮭でもパリパリの皮が焼けてしまうのだ……! 実際アメイジング!


 鮭の皮は国宝に指定すべきという意見も少なくない昨今だが、やはり美味しく食べてこその鮭の皮である。


 ぜひ読者諸氏も、パリカリもっしゃもしゃの鮭の皮を堪能してもらいたいと、筆者は考える次第である。



(ちなみに鮭の皮で酒飲める?)

(いけますね。鮭とばの皮はあぶって食べる派です)

(…………)

(それでは アデュー!)


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