次にカクヨムを席巻するものは?


 一年前に買った星新一の「盗賊会社」を再読。言わずもがな、『ショートショートの神様』と呼ばれたほどの洗礼されたストーリー展開は、まさしくセンスの塊といっていい。改めて、その面白さに深く感銘を受けたのであった。


 余談なんですけども、僕が「盗賊会社」(新品)を手にした理由ってのは単純に「安かった」からなんですよね。

税抜きで460円ってのは学生のお財布にとってこれほどありがたいものはないですよといいたい。一冊の長編小説だけで野口のライフポイントが7~8割削られるこのご時世、安さで選んでしまうのは何となく気が引けるものではあるが、それでもこの「盗賊会社」は値段にそぐわない良質な作品であった。


 で、個人的には、次流行る小説ってこの「ショートショート」の再来だと思うんですよ。


 まず、1 サクッと読める。現代日本人の忙しい方々でも簡単に活字を楽しむことができる。2 作者にとっても、長い長い一編を書くよりかはポンポンと筆を進めることができる。3 安い。お金を消費しても本を買える(しかも面白い)。


 以上の理由から、予言者シャーマンことタカラベンヌはこう予想します。当たってたら、賞金100万欲しいです。

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