惑星ウサギ

水蛭子

第1話

ここはうさぎたちの平和な星。

うさぎさんたちの生活をのぞいて見ましょう。

あそこに白いうさぎがいますね。

ついて行って見ましょう。

「このままじゃ遅刻しちゃう」

どうやらドジっ子の様子ですね。

ご飯を咥えています。

「白ちゃん。マジ遅すぎ〜」

ギャルうさぎが言いました。

「ごめんね。寝坊しちゃって」

「まあいいじゃない。どうせ平和だし、急いだって何にもいいことないよ」

男の子らしいうさぎがいいます。

「平和すぎてマジ退屈、なんか事件でも起きればいいって感じ」

「そんなこと言ってると大変なことになっちゃう」

白ちゃんと呼ばれているあの白うさぎが答えます。

そのとき、空が光りました。

「なんだあれ?」

「ヤバっ本当に事件きちゃった感じ?」

「だから言ったのにー」

「落ちてくるぞー」

うさぎたちはパニックです。

ドスーン

光が落ちました。

「行ってみようよ!」

白うさぎさん興味津々です。

「えーヤバくね?」

ギャルうさぎ意外と腰が引けています。

「誰か下敷きになってないかな〜って」

予想外に残酷なことをいううさぎさんがいたものです。どうやら白うさぎさんの賛同者のようですね。



結局、みんな行くことになりました。

そこには人だかりならぬうさぎだかりができていました。そしてそこには・・・

「なんだろう。見たことない形の生き物・・かな?倒れてる。」

うさぎさんたちは警戒しています。

そんななかあの白うさぎが近づいていきます。

「あの〜大丈夫ですか?」

話しかけられた生き物は答えます。

「う〜イテテ・・・うっうさぎが喋ってる」

気絶してしまいました。

「どうしよう?」

「白ちゃんが気絶させたんだから責任取りなさいよ!」

ギャルうさぎここぞとばかりに声をあげます。

「仕方ない・・・かな?」



ここは白うさぎの家。

先ほど気絶した生き物を介抱しています。

「う〜ん」

「あ、お目覚めですか?」

「うわあ!うさぎが喋ってる!」

「2回目ですから気絶しないでください〜」

「夢じゃない?」

「えっと私にとっては夢じゃありません!」

「そっか・・・」

この生き物観念したようです。

「ところであなたは誰ですか」

「人間・・・かな?」

「人間さんですか!不思議な形ですねえ」

おやおやうさぎの星に人間が現れたようですよ

さてこれからどうなって行くことやら

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惑星ウサギ 水蛭子 @hirukoawashima

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