Q

クイズ


・ハード


160cm 60kg

明るい紫色の強化樹脂装甲、ポリゴンのように平面をつなぎ合わせていることを含めて、おおむね人と変わらないフォルムをしている。

大き目なカメラアイ搭載の頭部はボディに比べても若干大きい。耳に当たる部分に軽金属性のアンテナのようなブレードのようなものが後方に向かって伸びている。そのアンバランスもあってか子供っぽく見える。

腕、足も普通で取り留めて特徴があるようには見えないが関節の駆動域はやたらと広く、なめらかに自在に体が動く。

マニュピレーターは小指までついている。

装甲は軽すぎてあまり意味がない。

パワーは平均的兵士よりも優れている。

スピードは軽量化もあってかなり早い。


・ウェポン


クイックシルバーガン、銀色で大型の大口径オートマチック銃、弾数は13発、使用する弾は専用の水銀弾で、重く柔らかく広がる液体金属を弾頭にすることで破壊力を増し、さらに水銀特有の毒性まで付加している。高い威力に反比例して射程距離はショットガンほどしかなく、なのに反動は大きく、常人ならば両手でも使えないが、機体はこれぐらいならば使いこなせる程度には強化されている。


・スペシャル


クォータークェスト、脳改造による情報処理力の強化。不要と思われる部分を切り取り、四分の一に凝縮、伝達距離を物理的に縮めることで処理速度をあげている。

結果、戦闘においては反応速度が別次元で素早くなっており、機体の性能と専用ハイスペックカメラにより飛来する弾丸を指でつまめるほどの高速時間にいる。

他のサイボーグシリーズは体のほとんどを機械に改造しているが、脳に関してはほぼ手つかずだったが、何もしてこなかったわけではない。その中から辛うじて成功と言える残骸がこのスペシャルと言える。

しかし度重なる実験により得られた脳の強化の最前線だが、やはりまだ未完成であり、成功率は5%を切る。また成功したとしても、この処置を行ったものは多くの認知障害や記憶障害を抱え、感情や感受性が欠如し、文字通りもロボットとなる。それでも平均して半年で脳死している。

圧倒的スピードだが、それを活かせる機体がこれしかなく、結果戦い方が早撃ち一つに限定されてしまっている。


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