アルファベット・サイボーグ・シリーズ

共通規格

P・W社製アルファベットサイボーグシリーズ



各種能力を特化してあり、26種で1パッケージとなるようデザインされている。

仮想敵は異世界において自然発生的に現れるチートキャラ、および同様の変異を起こした生物。


・素体


素体となる人間は名前、経歴、その他一切の情報は抹消済み。ただし基準として肉体を捨ててまで強くなりたいという、強い動機を持つことが必須となっている。


素体となった人間は全員、一定期間のマニュアルに沿った訓練を受けている。そこには個人差があり、また性格も当然異なるため、純粋な意味での同一規格とはまだなっていない。


・基本フレーム


素体の脳髄、および最小限の呼吸器官、消化器官を残しパッケージした基本フレームは各機体共通のものを用いている。なのでパーツの互換性もあり、メンテもワンパターンでこなせる。


また、基本フレームの関係でフォルムは基本、人間型。首の上に乗った頭部に脳を搭載し、そこに直結したカメラアイ、マイクにスピーカー、またここに血液を巡回させる人工心臓は体の胸に、その他肺や内臓器官も人間とほぼ同じ場所に設置してある。


呼吸は感染予防のため、内部ボンベを使用、呼気の排出のみを行なっている。


・機体


外装部分の機体もいくつかのパターンにこそ分かれているが、特殊装備以外は共通する部分も多い。

特徴として、CPUを最小限に抑えるため、スイッチとして小指を動かす神経回路を用いている。そのため機体には小指がないことが多い。

動力源はバッテリー、腹部の胃袋のある位置に交換式の電池を内蔵しており、最低でも6時間の戦闘が可能とするよう設計している。


・共通装備


敵味方判別ビーコン、それぞれの脳の近くに設置してあり、常に電波を出し続けている。これによりどの方向に味方がいるか、視界に緑の点として移すことができる。


プレイバック機能、それぞれのカメラアイは常に映像を録画し続け、それを送信し続けている。このデータを基に虐殺の点数が加点される。


受信機、普通の電波通信で、送信はできない。主にゲームの開始と終了の時にしか使用されない予定。

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