藍色の夢
亥浪
第1話 ね、感じがする?
高校に在学してる時、私は悲しみに暮れて、日記を付け始めた。新しいクラスメートの名前もすべてノートで書いた。最後の名前は律子、それはいま私が書いてる小説の主役の名前だ。最初、私たちは仲のいい友人じゃない、名前さえ書くつもりもなく、省略した。でも、その後のことは不思議なと思う。彼女は私にとって、私は彼女にとって、何なのかなんて、いまでもわからないだ。
ある日、私たちがバスを待つ時、律子が問いた:「ね、もし誰かがそばにいて、心がドキドキするなら、君が感じがするか。」
私はもちろんこの話の意味が分かってる、その問題を聞いたのは始めじゃないから。
「そんな……ポリグラフなんてじゃないよ。」
彼女が緊張するぐらいなら感じがするわ、実は。でも、いつも私は認めない。何んといっても女の中の感情がめんどくさいだと思う。かえって、冷淡な男の子がなんとなく好きなんだ。
「ね、もし誰かが後ろから君の姿を見詰めるなら、君が感……」車の音に打ち消されて彼女の声は聞こえないからって、私は何も言いなかった。
私は振り返って、彼女の青い目が見つけた。
藍色の夢 亥浪 @azeredorb
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