第2話
ぼくとマックスパワーの出会いはとある喫煙所だ。仕事で失敗をしイライラしたぼくは喫煙所に駆け込んだ。タバコを取り出そうとしたところで気づいた。切らしている・・・
ぼくは近くのコンビニに向かおうと喫煙所を出ようとしたとき声をかけられた。
「ちょっとそこの人、タバコを切らされましたか?もしよろしければ一本さしあげましょう。」
ぼくは大喜びで差し出されたタバコを受け取った。火をつけ一服
「何これ?」その高揚感に驚きの声がもれた。
「驚かれましたか?」
「ええ、はじめての感覚です。」
「私、タバコ売りの者でして時々、こっそり商品を自分で吸っているのですよ」
「専門家ということですね」
「いえいえそんな大層なものじゃありませんよ。ですがそのタバコは我が社独自のものでして特別な葉っぱを使っているのです。今はその営業の真っ最中です。」
「じゃあ、その営業が成功しないとコレは二度と手に入らないのですか?」
「そうなりますね。ですがここで会ったのも何かの縁です。気に入っていただけたようなので個人でもお売りいたしますよ。このマックスパワーを」
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