G・R風味
轟音とともに鋼鉄製の車輪に乗った列車が迫ってきた。おれは枕木に寝っころがり饅頭を食べはじめた。おれは自分の人生を台無しにしてしまった。ひょっとしたら来世では素晴らしい人生を送れるのかもしれない――おれはここに寝て列車に轢かれてもいい。
五メートル
二メートル。
一メートル。
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