応援コメント

第四条 親切心」への応援コメント

  •  はい、アメリさんと出会う場面でした。

     スクリーンの裏側から透かして見た感覚ですね。

     アメリさんが銀行にいる間に、何か、アナさんにあったのかな? と思っていましたが、本当に、外でボーっとしているだけでしたね。

     それだけ、借金が心に圧(の)し掛かっているのでしょう。そんな演出に思えました。

     そして、アメリさんと話した後のアナさんの心持ち、何も解決していないのに、気分が軽くなったというのは、よく分かります。
     私の場合も『花バト!』の中で、小百合さんが同じような気持ちになっていました。

     それだけ、アメリさんが話し易かったり、心が落ち着くとか、気持ちを許せるとか、そんな相手だったのでしょう。

     アメリさんの人となりを、それとなく表現されているようでした。
     私の場合も、『花バトの!』の主人公である華図樹の人間性を、小百合さんを使って表そうとしたのでした。

     似たような手法を見ると安心しますね。



     しかし、問題はアナさんの借金苦です。
     首が回らない状態がさらに浮き彫りになっています。

     でも、味方がいます。

     伯父さん達からも見放されたらと、思うとさらに不憫(ふびん)になってしまいます。

     借金という寒い状況の中で、伯父さん達からは、僅かな温(ぬく)もりを感じます。
     苦しい中で味方って大事ですね。



     あと、どちらに判断されても私としては構いませんが、『嵩む』には、ふりがながあった方が良かったと思いました。
     一般的にはあまり使わない漢字と思いますので。

     私がこの応援コメント枠内で、ふりがなを入れているのは、合間妹子様が読めないだろうと思っているのではなく、この枠が誰でも読める状態になっているためです。
     なので、読むのに突っかかりそうな漢字にも、ふりがなを入れるよう努力しています。

     私は合間妹子様よりも、国語的実力がありません。
     合間妹子様は、私より上の存在なので、十分漢字をお読みになれると思っております、ハイ。


    作者からの返信

     この話は実はシリーズ全四作の中で一番最後に構想が思い浮かんだのですね。それでどうにかして他のシリーズ作の登場人物たちとの関わり合いを持たせようと考えた末、借金が嵩(かさ)んでいるアナは銀行前でアメリと出会って知り合いになる、ということを思いついたわけです。

     嵩むという漢字、私も実は読めませんでした。振り仮名を振っていなかったのは、借金と言えば『かさむ』以外にないだろうと思ったからです。文脈から漢字を知らなくても読めるだろうと勝手に解釈しておりました。それでもやっぱりふっておくほうがいいかと思い、訂正しておきました。ご指摘ありがとうございます。自分が読めるかどうかは関係ありませんよね、読者の方々のためにどう読みやすくしていくかが課題ですので。それでも振り仮名の基準は今もまだ良く分からなくて、手探り状態です。

     さて、アナはちょっとアメリと話が出来ただけでも心が少し軽くなったようです。見ず知らずの人だからこそ、アナも思いを吐き出せたのかもしれませんね。アメリはそれだけ頼り甲斐がある、話し易いお姉さん的な存在なのですよね。亜逢さまも使われている間接的な手法ですが、姉後肌アメリの登場の仕方としては良かったのだと私は思っています。

     私の作品には基本的には根っからの悪人はまず居ません。いや、こいつは極悪人だろう!と読者の方々が思われても何らかのフォローが絶対に入ります。

     アナの伯父と伯母もとてもいい人たちです。でなかったらアナもテオドールも居候していませんよね。とりあえず、家族や親戚には恵まれているのでした。

     さて次回は急展開の模様ですよ。何しろ題名が『接吻』ですから!お楽しみに!

  • よんでいて、この場面は!と思い嬉しい気持ちになりました。
    ですがアナの状況はちっとも好転しませんね。何か起死回生の策でもあればいいのですが。

    作者からの返信

    このアメリさんもどなたか紹介すると言ってくれたことですし、きっと何とかなりますよ、きっと。。。