らせんの双子【遥か宇宙へと シリーズ】

玉龍堂

序章1 【序章は設定に近いので、読み飛ばしも可】

 地球の環境は西暦2500年頃から続く海底火山の活発な活動及び、相次ぐ隕石や人工衛星の落下。

 果ては地球内において幾度も繰り返された世界大戦の長期化により、この地球は人が住むには適さない惑星となっていった。



 宇宙開発においては、23世紀後半〜25世紀にかけて銀河系内における宇宙大航海の時代が到来し、人々は第2の地球を求めて銀河へ散っていった。

 衛星都市などの建設技術も飛躍的に発展を遂げ居住可能な惑星を探すリスクも軽減し、宇宙への移住に拍車をかけた。


 他には、宇宙船の航路の適した宇宙空間への中立衛星都市を建設し補給基地として建設させた。


 太陽系に残った人類の多くは、


 月、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星


 惑星及びの周辺軌道上の人工衛星都市などにも移住していった。



 宇宙への移民により地球は過疎化が進み、人類は地球を見限っていた。

 地球も人が去ったことで、地球自身による自然治癒による再生の道を歩み始めていた。

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