第2話

気持ちを整理するために書いている。


そして今日、初デートだった。

どうしようもなく緊張していた僕は内容に関しては殆ど覚えてはいない。

最後に先輩の手料理を振る舞ってもらえることになって先輩の家に行って僕は告白した。

ダメだった。

それが僕の恋の終わり。

先輩に彼氏がいたなんて・・・

あの笑顔はなんだったの?

裏切り者だと思った。僕は頭が真っ白になった。

気づくと先輩はいた。

悪いのは先輩だ。僕は悪くない。

僕に笑顔なんかむけるからだ。

これは先輩への罰だ。

悪くない。僕は悪くない。

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