☆世話が焼ける☆
まったく世話が焼けるねぇ
日の光を知らない頃から
水をトポトポ
飲ませてやっている
それがいつしか手を広げ
水をくれ、とせがんでいる
あたしがちょいと遅れなんかしたら
この子はミイラになっちまう
そんなことはさせないよ
そんな日々を過ごすうちに
こんなに大きくなっちゃって
あたしよりノッポじゃないか
にっこり笑顔で
真っ直ぐ育って
だけどまだまだ
手がかかる
手助けしてやることがある
どんなに成長しようとも
あんたはあたしの子なんだよ
(じょうろ)
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