第9話王都への道のり1
今日は僕が王都へ行く日だ。
「お父さん。今日は何で王都へ行くの?」
「久しぶりに王都で仕事があったのでな。お前を連れて行こうと思ったのだ。」
「王都はすごいの?」
「それがすごいぞ。この国で最大の都市だからな。」
「じゃあ早く行こ。」
「そう急ぐな。馬車を出してくれ。わかりました。」
「おとうさん。前で馬車が襲われているよ。助けに行こうよ。」
「大丈夫だろう。護衛はちゃんといるし、オーク30匹くらいなら大丈夫だろう。」
「でもなんかでかいオークいるし、だんだん護衛がやられているよ。」
「何だあれは、エンシェントオークじゃないか。少し遠回りになるがよけていくぞ。」
「それじゃああの人たちがやられちゃうよ。」
「あのエンシェントオークは国の軍がひとつ必要なくらい強いのだ私たちがやられちゃう。」
「じゃあ、僕が助けてくる。」
そういって僕は馬車から飛び出した。
「待て、それではお前がやられてしまう。って早い。もういない。いつの間にそんなに強くなっているんだ。」
(そういえば僕のステータス見せたことなかったのか。)
「助太刀します。」
「君はまだ子供じゃないか。逃げなさい。」
「そんなことよりそこのやつ倒します。」
そう言って僕は残っていたエンシェントオークを含めてすべてのオークの首を吹き飛ばした。
「き、君は何なんだ。」
「それより負傷者の手当てをします。パーフェクトヒール」
「そ、それは教皇しか使えないはずの神の回復魔法。」
「それより僕は亡くなってしまった人を供養するので馬車の中の人にどうすればいいのか聞いてきてください。」
「わかった。この恩はなんかで返す。では聞いてくる。」
「じゃあ僕はこの人たちを天国に送るか。死者の行くべき道。」
「やっと追いついた。アインお前のその強さあとで説明してもらうからな。」
「はい。」
「で、いまはなにをしているのだ?」
「そこの馬車の人に何をしていいか聞いているのですよ。」
「そこの馬車?これは王家の馬車じゃないか。」
「あ、そこの助けてくれた少年。名前はなんと言うのだ?」
「アインって言います。」
「じゃあ、アイン君中の方たちが会いたいそうだ。」
「中に入っていいのですか?」
「ああ、入ってくれ。」
「アイン。仲の人たちはおそらく王家のものだから粗相のないように。」
「わかってますよお父さん。」
「では中に入ってくれ。」
「はい。」
そういって中に入ると3人の女の子と一人の中年の男がいた。
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