第25話 深夜2時の恐怖体験
夜は起きないことでお馴染みの愛娘・ちいちゃん。
最近は目覚めても「ふぅ~ん…」と小さく泣く程度で、一人で目覚めて寝返りをうったりタオルケットをかじっていたりすることがほとんど。
(※私は娘の衣擦れの音で目覚めます)
そんな娘、本日も目を覚ましたようで…。
「ん…ちいちゃん?……なんでそんな真面目な顔してん?」
眉間がきゅっと少し強張り、口は真一文字。かわいい赤ちゃんとは遠ざかり、決闘感漂うその表情。
こんな真面目な顔するのなんて、うんちの時くら………ん?うんち??
バサッ!!!
クンカクンカクンカクンカ…………
「いや、してないな…ちいちゃーん、ねんねしようよー」
トントントンと背中を叩くが寝る気配はない。
「んもう、どうしたの?だっこ?」
眠たいからだにむち打ち、娘を抱き上げると、
「!?」
背中はびっちょり!!!!!!
慌てて電気をつけ触ってみるとおしりのあたりもびっちょびちょ…。
え、待って、漏れたん?
シーツを剥がしてお布団を確認………よし、染みてない。厚手のシーツ万々歳!!!
……時刻は深夜2時。お着替えを済ませ、漏らされる恐怖と戦いながら同じ布団に寝かせたのであった。
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