味方陣営

日向夕陽


   《能力・装備》




 ・〝倍加〟

 身体能力や五感を強化することが可能な異能力。夕陽はこれをメインとした接近戦を得手とする。




 ・〝干渉〟

 見えないもの、聞こえないもの、触れられないものを知覚接触可能にする異能。これによって相手と同じ次元に昇華、あるいは同じ土俵に引き摺り降ろすことが出来る。




 ・〝完全憑依〟

 通常の〝憑依〟とは違い、寿命や供物などの代償を必要とせず、また相互理解を得た末の『友好的な〝憑依〟』という極めて稀有な例によって便宜上これを完全なる憑依と記す。

 〝完全憑依〟によるところの利点はより引き上げやすくなった人外の性能と、憑依契約対象たる幸の能力を十全以上に発揮できるという点。




 ・〝幸運〟

 本来の完全なる妖怪種の座敷童子であれば〝幸福〟という異能のもとで何もせずとも一生を不自由なく暮らせる異能だったのが、後年によって他の性質が混ざった結果劣化した能力。

 主には咄嗟の判断における優位権獲得、被弾判定の軟化、致命傷の回避等があるが状況によって大きくブレが生じる。




 ・〝鬼の神通力・隠形術〟

 藤原千方の四鬼、その一角隠形鬼たる篠を契約従者として迎え入れた主としての使用権限。ただし遠隔に加え間接的な使用によってその性能は大きく低減する。

 負荷を鑑みた上での使用は五度を上限とし、隠形術による隠蔽は発動後八秒が限度。




 ・〝五大属性掌握〟

 幸の存在構成が1/3に分割された内の妖精種の性質を、〝憑依〟の上から夕陽が操作する能力。

 まだ拙く大きな力に束ねることは不可能だが、ひとまず行使だけは出来るようになった。




 ・漆黒の木刀/神刀/神代三剣・布都御魂ふつのみたま

 人ならざるものに対する特効を秘めた神代の一振り。解放段階によって相手に与えるダメージ、また人ならざるものを内包する夕陽自身が受けるダメージが増加していく。単純な切れ味だけでも並の名刀を上回る。




 ・朱色の鈴


 とある都市伝説が親交の折に残していった召喚媒体。たいして役には立たない。

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