偽りの友情

中部瑠姫

第1話友の裏切り、許されない罪とは……

今の時代スマートフォンが普及している。中学生が持っていてもおかしくない時代だ。ところが、使い方を誤ってしまうと思わぬトラブルに巻き込まれることが後を絶たない。


今から10数年前この時はスマフォはまだ普及されていなかった。実際私は携帯メールを悪用した事件に巻き込まれた。犯人は信用していた友だった。幸い私は携帯を持ってなくパソコンからメールを送っていたため犯人が特定出来た。


この日、私、私の両親、犯人の両親、学年の先生全員が1つの個室にいた。そこで私の父は犯人に


「何で瑠姫にこんなことをした?あなたは瑠姫の友達だったのに何故」


犯人は沈黙した。


「もう1度聞く。何故こんなことをした?」


犯人は沈黙を続けていた。私は信頼関係を築いたばかりの友が何故あのようなことをしたか知りたかった。


「黙ってても何もならないでしょ!」


父は感情を殺して犯人に問い詰めた。


「私は真相を知りたい。何故あなたが瑠姫にこんなことをしたか知る必要がある。答えなさい!」


犯人は沈黙を貫いていた。


「言わないなら仕方ないな。いいですか?あなたのしたことは人間としてしてはいけないことをしたんですよ?」


この時犯人は動機を語った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る