旅行の前支度部屋は片付けたお香はブルースカイブルーレイの環境音で飾り付けたら人食いの社会から一吸いで旅立とうじゃないか

ケミカルなデスクリティカルで満たされたボディーをスクリーニングしてクリーニングした後にグリーンティーをクリーンに流し込めば

スクリーンに移るこの世の狭間に倒れこむこの様をあたかも詐欺師のような鍵師が決して開かぬドアを開けてくれて毒物にまみれた室内から助けてくれるから感謝する

砂と堕ちる世界くだらん諍い（いさかい）を忘れ件（くだん）の異世界にいざ参ろう

ナイロン回路は内臓ごとオービヒートしてオーバードーズじゃないつまりもう最高毛細血管ももう堪んない

閉じられた石棺の棺（ひつぎ）転換の剣（つるぎ）を積み木のように積み上げて振り上げて真実の街灯を手に回廊を行きいざ解放へ

開く心に頭蓋の内部開放ダイブマリアナ海溝のようなディープで淫靡（いんぴ）でインプに沈降（ちんこう）進行（しんこう）止まらずin 無の向こうのインプレイに酔いしれる

ケミカル手に巻く再度炊く開度さらに開く飽きずにさらに深く幕上がり駆け上がるが心は静かに詩を口ずさむ

ほら輝きは囁（まばたき）、瞬き（またたき）大気に満ちるマタタビに溺れる野良猫のように溢れ堕ちる前にほらまた旅に出る

目的地は黙した石を置き小首を傾け虎尾（こび）の孤児と古寺（こじ）に降り立つ

古紙（こし）で出来た古寺（こじ）に造られた個室（こしつ）に固執（こしつ）せず孤立（こりつ）も懲りずにそのトリックを見破れ

ワンショット一本トラベルの終わり告げるほらベルが鳴る

正邪一睡賢者一吸いの時間は終わり

一心地の夢は朧にボロボロと溶け一夜の朝が終わりシャーマンはイリーガルに憧れたシニカルなリーマンと成り変わる

神は旅立ち彼はハニカミ明日は噛む紙をcome！ come！待ちわびる

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