第6話
前回までの@WFE
メール交換して次の休みに
初めて会った、好さん55才と、さなえ24才
二人の子供の母親、1才3ヶ月、隆ちゃんと結ちゃんが、おとなしく、するはずもなく、初デートが始まる、秀さんの動揺、ためらい、愛情…
初の変則デートが終わり車で送る事に
なった秀さん
車を店の前に着け双子の兄弟を迎えに
行った。
兄の隆ちゃんはベビーカーの中
弟の結ちゃんは、よちよち歩きながら
店の自動ドアで遊んで居た。
さなえに声をかけ車に誘導した。
もちろん、チャイルドシートは
持ってなかった。
さなえが弟の結ちゃんを抱き抱え
兄の隆ちゃんは横、座らせた。
時間は夜20時頃、さなえに声をかけた。
自宅は近いの…
店からは30分位だと聞き道を教えて
もらった。
さなえが途中に寄って欲しい所が
有りますと小さな声で呟いた。
店を出てから、さなえに抱き抱えら
れている。
弟の結ちゃんは、おとなしく成り
横に座らせた、兄の隆ちゃんは
暴れている…
座るのが余り好きでは、ないようで
直ぐに足元に立つ直ぐに転げる…
この行為を何度か繰り返し目的地の
大型スーパーに到着した。
駐車場に車を停め、さなえが持って来た
ベビーカーに、二人を乗せ入口に向かった。
双子用のベビーカーは普通の
ベビーカーよりも、かなり大きく
それを細い手で押している、さなえを
見て直ぐに私が押した。
秀さん55才、ベビーカーを押すのは
26年ぶり…
私には、27才になる子供が居る、離婚して別々に暮らしているがベビーカーを
押すのはその時、以来だ。
その時のベビーカーは1人用だったので
動かしやすかったが、二人用はかなり、力がいる。
ベビーカーに悪戦苦闘している様子を
見て、さなえが笑っている。
慣れないと操作が難しいでしょう。
大丈夫ですよ。
とわ、言っては見たものの…
さなえは身長158センチ位
体型もスリムだ
毎日、このベビーカーを押している
素直に凄いと思った。
ただ押すだけでも大変だろうなと思った。
もちろん、双子の兄弟はじっとするはずがない‼
ウインドショッピングをしながら
店の通路を歩いて居ると兄弟が
ベビーカーから降りたがって暴れて
いる事に気が着いた。
ベビーカーを停め、さなえの方を
見た。
さなえも、その事に気付き二人を歩かせた。
丁度、ファストフードのクレープ屋さん
の前だった。
さなえに何か食べると聞いた⁉
少し間、間があったがクレープ2つ
注文した。
隆ちゃんと結ちゃんは、歩いては転ぶを
繰り返していた。
私がクレープ屋さんで注文して居る
姿を見て、直ぐに私の元に駆けよて
来た二人おとなしく、するはずもなく
1人は私に抱かれ、もう1人は、まった違う場所に走りだした。
私は1人を抱き抱えながら、もう1人を
追いかけた。
やっとの思いで二人を抱き抱えた。
さなえは慣れて居るようで、その光景を
笑顔で見ていた。
注文したクレープが出来上がった。
二人を足元に下ろし、クレープを受け取り、さなえの元に向かった。
兄弟も私の後に着いてきていた。
生クリームが一杯入った、クレープ
だった。
その瞬間、悪夢が脳裏をかすめた。
クレープを1つ、さなえに渡した。
大惨事の幕開けだ。
それでも愛せますか…
此れからも愛せますか…
好さん55才
さなえ24才
双子1才3ヶ月
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます