第10話 繋ぎ思いし剣
今、舞台は『
ハルチカの
確かに、レイは何度も
その距離は、大社の中庭限定、直ぐに大社が建造されている、『
その距離なら重量級の『
ドガァガガガガガンンンン!!!
直径三メータの巨大な陥没と破壊された瓦礫と噴煙が沸き起こり、
ハルチカはその凄さに驚愕する、
また、凄まじさはレイも劣らず、その豪速の一撃を
爆風の風を利用して、更に『
そして、直ぐに『
其を繰り返す事、数度!
レイが神業で、魔獣の攻撃を避けている情況にハルチカは拳を握り締めながら、自分に出来る事はないか、一生懸命考えていた、
そんなハルチカに、
でも、
ハルチカはルーナを助けた時の事を考えて、自分に何か出来る筈だと
『あの時とは情況が違う!ハルチカ!彼女は星力を使いこなしている!』
えっ?
(;゜∀゜)
『此の星霊山は
『そうだ、俺もかっては此処で随分と修行したもんだ、たぶん彼女も小さい頃から、何時かお前と出会う事を考えて、
ハルチカはびっくりして、僕と出会う為に、修行ってどう
僕を待ち続け修行してきたって、そんな事が分かるの?
えっ!反撃のチャンス!
ハルチカは
そんな事を理解してはいない、記録官は、「どうやら、
其を聞いたハルチカは再び不安になるのだが、自分はレイを信じよう、そう決意するハルチカであった。
あれが無い、戦闘員の方々も
(*▼Д▼)ノ(*▼Д▼)ノ(*▼Д▼)ノ
アンリとドリスはお互い抱き合いながら、必死でレイちゃんが勝つ事を祈り、
(`ロ´ノ)ノY(>_<、)Y
ミ☆ m(>∇<*)
コーリは決意を新たに、ハルチカの左側に立ち、ハルチカの左手にそっと手を重ねる、
ハルチカはそんなコーリが、この情況を怖く思って、其で頼れる自分の側に来たんだと思い、安心させる為にコーリの右手を握り締める。
(* ̄  ̄)=O=( ̄ー ̄)
魔獣殿下の猛攻はより過激さが、増し、格闘戦の苦手なレイは徐々に、大社の角へと追い詰められていった。
ドガァガガガガガンンンン!!!
ドガァガガガガガンンンン!!!
ドガァガガガガガンンンン!!!
魔獣殿下の暴撃により発生した大社中の陥没穴による足場の悪化情況が、更に魔獣殿下の猛攻をレイが回避する事を余計に困難にしていて、
m(#▼(エ)▼*)ノ☆∩∩∩∩ΨΨΨ
レイの回避の距離も徐々に短くなり、
ドガァガガガガガンンンン!!!
ドガァガガガガガンンンン!!!
遂にレイは大社の角の身動きが出来ない回避不能な位置に追い込まれ、
記録官は、薄笑いを浮かべながら、「殿下!お見事!チェクメイトです!」と記録し、
玉無しの戦闘員は、
ウォオオオオオオオオ!!!
(*▼〇▼)|(*▼〇▼)|(*▼〇▼)|
と大喝采!
アンリとドリスはもう駄目だと絶望感でしゃがみこみ、二人はお互い抱き合って震える!
(;`ロ´ノ)ノY(>_<;)Y
ハルチカは真っ直ぐ、レイを見つめながら、「僕はレイを信じる!」と呟き、その後に続く言葉、レイちゃんは僕の愛する人だから、を心の内で大声で叫んだ!
その時、
二人の『繋がり』はより強固となり、
ハルチカの思いはレイに届く!
レイは感じた、ハルチカの思いを!
愛する人!
愛する人!
愛する人!
彼は私にそう言ってくれた!!
私は彼から勇気を貰った!!!
レイは笑う!
("⌒∇⌒")
その変化に、記録官は、「?!・・・不味いですねぇ、殿下、遊んで無いでそろそろ止めの一発を急いでくださいね!」、と魔獣殿下に発破を掛け、
ウォオオオオンンンン!!!
魔獣殿下は雄叫びを上げながら、
組んだ両手を高く掲げ、
下腹部の巨大な
ーーーーーーーー( ゜<~
レイの
Φ
を狙う!
危うしレイ!!
しかし、今のレイは負けない!
勇気100倍!愛情1000倍!!
その瞬間、
魔獣殿下に向けられた
(`ヘ´)D・☆☆☆(*▼(エ)▼♯)
ゼロ距離射撃!!!
バッコォオオオンンン!!!
光と魔獣殿下の豪腕と
ドガァガガガガガ!!!
(`ヘ´)D・―≫≫≫\(*>(Χ)<*)/
ドバッシュウウウウウウウウ!!
巨大なアナコンダは引きちぎられ!
バゴォオオオオオオオオンン!!!
残された魔獣殿下の体を万度を超す圧倒的な熱量の赤光球が包み込み、
{{《\(*Χ(Χ)Χ*)/》}}
ギャアアアアアアアアアアア!!!
魔獣殿下の悲鳴が大社中に響き渡り!
魔獣は赤き光の中で
更に、
引きちぎられたアナコンダは回転しながら高く舞い上がり、
誰しもが、此で終ったと思った時、
『不味い!』、と
記録官が、「チェクメイト!」と記録した瞬間、
~>゜)ーーー
アナコンダは高速にハルチカに向かい、その巨大な口を、
~》゜)ー~ー~
グゥワアアアアア!!!
と開け、
「えっ!」、ハルチカが慌てて避けようとしたが、運動神経の鈍いハルチカはもたもたして避げる事が出来ず!
「ハル!!!」、レイはその時、初めて気づく、奴等の狙いがハルチカであった事を!
奴等がわざと自分とハルチカの距離を離した事を!
レイは直ぐに、ジャンプして、ハルチカに向かうアナコンダを追撃しようとするが、
間に合わない!
更に、
巧みに交わされ、
ハルチカに迫る事、三メータ!
ハルチカ、絶対絶命のピンチ!!
その時!
「
コーリが左手を前に出し、ハルチカの前に出る!
( ; ゜Д゜)《(`へ´)┛》》》☆~》゜)ー~ー~
魔導、其は世界に
機械により
魔導学の初歩は中等科から始まり、高校で工と術の専科に分かれる。
魔導術の基本は
高校生の
コーネリア・ロンディーヌは祖父の影響で幼い頃から魔導術を習い、元々秀才タイプの彼女は
コーリは魔獣がハルチカを狙っていると知った瞬間、高速に演算回路を形成し、
其は、普通の高校生では不可能なレベル!
其ほどの高度な技術であっても、
もし襲って来た敵が、只の巨大な蛇であったなら充分に防ぐ事が出来た!
しかし、相手は
バリバリバリバリバリバリ!!
アナコンダがハルチカを襲う瞬間、
コーリは更にハルチカの前に!
アナコンダの前に!
アナコンダは我慢出来ず!
ガギャンンンンン!!!
「コーリ!!!!!」
ハルチカの叫び声が大社に上がった時、
コーリの
ハルチカが後ろから倒れかかるコーリを受け止めた時、
コーリはハルチカに思いを伝える、
「良かった・・ハルが助かって・・愛してる・・・ハル」
愛してる!
愛してる!
愛してる!
その瞬間、ハルチカは初めて知る!
コーリの健気な思いを!
自分の愚かさを!
ハルチカが愚かさと絶望の
『ハルチカ!その思いに答えろ!!!』
思いに答える!!
思い!
ハルチカは
絶叫は雄叫びとなった!!
「ウァアアアアアアアアア!!!」
その時、
ハルチカは黄金の
→ф
コーリの薄き布を突き破り、コーリの思いを受け止める!
ф→
その瞬間、黄金の世界が二人を包み込み!
世界の時は止まる!
天は
その水面に浮かび広がるのは黄金の蓮の花。
地平線、三百六十度、見渡す限りの黄金宮。
黄金宮に囲まれた湖面の中央にいるのは固く結ばれた二人!
ハルチカはコーリに『
グゥアワ!シュルルル!グゥアワ!
しかし、二人の立ち位置は現在のハルチカでは旨く使いこなす事の出来ない
『
焦るハルチカは更に呼吸を乱す!
『ハルチカ!両手に『
手に
『手でコーリを愛するんだ!』
コーリを愛する!
その時、ハルチカの両手は光輝き、黄金を
『その手を彼女の胸に当てろ!』
ハルチカは
「アッアアアアアンンン!!」
その瞬間、コーリは
『ハルチカ!其が『
ハルチカはその意味を理解し、両手に
「アッアアアアアアアアアアンンンン!!!」
コーリの絶叫が黄金宮に木霊し、
コーリが光輝いて!
『グゥッギャアアアアアアア!!!』
魔獣アナコンダは光の塵となって消える!
コーリは無意識の中で、ハルチカの愛が腰から胸に掛けて流れ込んだ時、自分を苦しめる恐怖と劇痛が一瞬、幸せの快楽に置き換わり、
再び恐怖と劇痛が起ころうとした瞬間!
下腹部から、両乳部から流し込まれた幸福な大波が一ヶ所に集まって爆発した瞬間!
コーリは我慢する事が出来ず、絶叫する!!
仰け反った彼女が
うっすらと輝き始めた黄金の星!
そして、ハルチカもまた、時を同じくして、黄金の星を見る、
しかしハルチカはコーリの激しさを増す反応に対応出来ず、逆流する黄金の快楽を押し止めるのに背一杯!
ハルチカは今までの経験から、まだ自分の役割が終わっていない事を知っていた!
そんなハルチカに
今にも吹き出しそうな、内なる黄金の激流を、必死で押さえながらハルチカは答える、「星は、星の色は、金!!」
『金の星!
『ハルチカ、星の輝きは!』
ハルチカは吹き上がる苦しみの中で答える!
「まだ、まだ、暗い!!!」
ハルチカは三度目の経験でその星が自分の行動により、更に光輝く事を知っていた。
『ハルチカ!金の星を満天に一際輝く
「
吹き上がる大波の快楽を必死に押さえながら
ハルチカでも、三度目の正直、
グゥアワ!モミモミ!クリンクリン!シャルシュル!
その瞬間、
「アゥアアアアアアアアア!」
コーリの絶叫が世界に木霊し、
ハルチカは必死にコーリの胸に、下腹部に愛を注ぎ、其にコーリは全身で答え、「ハル!ハル!ハル!」、とハルチカの名前を呟く!
其に相対して金の星はうっすらと光が増し、二人を
『駄目だ!ハルチカ!『
ハルチカは、其に答えようと、
ハルチカは知る!
『
ハルチカは知る!
此の
心の臓は早鐘の如く、ハルチカに警鐘を鳴らし、
だがハルチカは
何故なら、ハルチカも今なら分かっているからだ!
もしあの
だから、決して光を消してはならない!
もっともっと自分は頑張らなければいけない!
ハルチカもまた、此の瞬間に命を賭ける事を決意する!
其が、命を賭けた、コーリの思いに答えるハルチカの答え!!
グゥアワ!モミモミ!クリンクリン!シャルシュル!
更に回転と上下を加え、
グルングルン!スパンスパン!!
その瞬間、ハルチカは己の限界を越え!
コーリの仰け反りが最高潮に達した時、
世界はコーリの幸せの絶叫で道溢れ、
天より黄金の結晶が吹き上がる!
金の星は輝きを増し、ハルチカの思いに答える!
既に、ハルチカの意識は無く、只、
コーリは、全身に光輝く黄金の快感の中で、自分の目の前にある黄金に光輝く
あれは、我が守護星、『
何故、『
自分の守護星が存在している!
その守護星が、自分を輝かせ続ける巨大な黄金の力に反応して、
金星はゆっくりと大きく、そしてどんどんその光が増して、
もう少しでなる!!
コーリは貪欲にその黄金の力を欲した!
もっと!もっと!もっと!
そうしたら、わたしの守護星は
ブッワア!!!
金金金←(((Φ)))金金金
コーリは更に
「ぐぅああああああああ!!!」
体力の全てを吸いとられ、心の臓が破裂するが如く劇痛がハルチカを襲った時、
ハルチカが死を覚悟した瞬間、
『ハルチカ!!!!』
「アゥアアアアアアアアア!」
コーリの絶叫が木霊した瞬間!
スコオオオオオオオオオオンンンンン!!!
世界の
『今だ!!!ハルチカ!!!金の
「ウォオオオオオオオオオオオオ!!!」
ハルチカの絶叫が世界に響き渡った瞬間!
ドバッシュ!ドバッシュ!ドシュッ!
ハルチカが全ての
「アアアアアアアアアンンンンン!」
コーリの叫びが世界を
コーリの着衣は光とともに消え、金のチョーカー、金のピアス、白きレオタード!!!
ガチャン!!
光とともにオレンジの胸当てに紺と黄金の飾り!
ガチャン!!
光とともにオレンジのミニの腰当てに金の飾り!
ガチャン!!
光とともに両腕に白きオペラグローブ!
ガチャン!!
光とともにオレンジのハイヒール!!
ガチャン!!
光とともに黄金に銀の模様のある
コーリ!
『プリンセス・ヴィーナス』!!
が、
その美しく、優美な姿で、
全ての力を出しきり大地に突っ伏すハルチカの前に、
ハルチカを優しく抱き起こして、
限り無くい
そして、ハルチカの耳元で囁く、
「ハル、」
より強く抱き締め、
「大好きな、ハル」
ハルチカに顔を
「有難う、ハル」
コーリの頬は涙で濡れていた。
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