【ネタバレ注意】キャラクター・用語集(2章終了まで)
ここには本章で登場した新キャラクター・新用語、および情報が更新されたキャラクター・用語について簡単にまとめています。
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§登場人物§
【新規】
■ライラエル・クリシュラ・バベルハイズ
天使の生まれ変わりと謳われるバベルハイズ王国の第一王女。清楚で礼儀正しく、王族の気品を充分に感じさせる女性。しかしその一方で楽しそうなことに目がなく、悪戯っぽい一面も持ち合わせている。親しい友人には『ライラ』と呼ぶように言っている。
最初は半分冗談でユウトを自分の伴侶にしようと動いていたが、窮地をユウトに救われた今、本気にしている……かもしれない。
※キャラデザ
https://www.pixiv.net/artworks/90046661
■シーレ・ファルクス
三剣の一人。主にライラの近衛騎士を務めている少女。ライラに顔がよく似ている。寡黙であまり感情を表に出さないが、ライラとは姉妹のように仲が良い。
寄生型魔具ヘファイストスを体に宿し、
実は数年前にヨハネの神託の天使計画によって、ライラのDNAを基に製造されたホムンクルス。ライラに容姿が似ているのはそのため。生まれたばかりの彼女は天使として不完全だったため暴走し、王国に多大な被害をもたらした。しかし当時のカインによって何とか止められた。
そして今度は機械天使のパーツとしてミュトスに取り込まれていたところを再びカインに救われ、彼にさらなる好意を持つようになる。
※キャラデザ
https://www.pixiv.net/artworks/90047022
■シルヴィア・フラムベルグ
三剣の一人。
カインとは兄弟弟子にあたる関係。カインには『シルヴィ』と愛称で呼ばれている。彼がバベルハイズを去る前まで、共にリサの指導を受けていた。内乱の後、理由も告げず自分の前から消えたカインとリサの身を案じ続けていた。
■クルト・シュヴァイツァー
三剣の一人。実直な青年。
シルヴィアを心から尊敬しており、彼女の背を追い続けて三剣の称号を得た秀才。シルヴィアにとって一番の理解者でありながら、彼女の前から姿を消したカインを憎んでいる。
■ライアン・クリシュラ・バベルハイズ
バベルハイズ王国の現国王。
王というより、どちらかというと魔術師としての側面が強い。王国内における
かなり偏屈な性格だが娘であるライラを溺愛しており、彼女の前では性格が激変する。
■アリア・クリシュラ・バベルハイズ
ライアンの妻。おっとりとした性格だが、夫であるライアンを上手く手なずけている。自分の研究と家族以外に基本興味がないライアンが王としてやっていけているのは、実は彼女の功績が大きい。
■リサ・ストラーダ
かつてのカインの義母にして師。異形の右腕のせいで悪魔の子と恐れられていたカインに人としての生き方を教えてくれた大恩人。
以前は騎士団に所属し、実力的にも三剣に最も近いとされていたが、任務中に大きな傷を負い、若くして現役を引退した。その後『クローバー』という小さな酒場を開き、孤児だったカインを引き取って養子にする。
数年前に起きた内乱時、暴走した
※キャラデザ
https://www.pixiv.net/artworks/86718018
■エクシア
シーレの生体情報を基にミュトスによって作られた完成された『天使』の
最後はライラとシーレを守るため、ミュトスと共に自ら自己崩壊プログラムで消滅した。
■
数年前のバベルハイズの内乱、および今回の事件の真の黒幕とも呼ぶべき少女。
幼い見た目からはまるで想像できないが、彼女は世界を股にかける武器商人であり、
かなりのコミュ障、かつ気弱な性格なため人前には一切姿を現さない。しかしその反面、彼女の思想は凶悪の一言に尽きる。
平和の礎たる
自分の理想に最も近いカインの生き様に感激した彼女は彼に恋心を抱き、かなり厄介なストーカーと化した。
※キャラデザ
https://www.pixiv.net/artworks/90738563
■
今回は
※キャラデザ
https://www.pixiv.net/artworks/98206870
【更新】
■カイン・ストラーダ
バベルハイズの出身であることが判明。本章では偶然と必然が重なり、自分の過去と決着をつけることができた。
また、
■ザリク
彼女の
この力のせいで彼女は死を許されず、しかし周りには不条理な死をばらまき続ける最悪の運命を課せられることになる。神の力さえ封じる鎖の
神が自分に与えた
■吉野ユウト
ザリクの死の
■
傷を癒し復帰。刹那と一緒に改めてエクスピアに入社することとなった。
■アベル・クルトハル
全ての
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§用語§
【新規】
■
■バベルハイズ王国
永久凍土に閉ざされた最古の魔導国家。
独自の魔術と文化を守るため外界との接触を一切断ち続けて来たが、とある大きな内乱を機に宗像一心率いるエクスピアが復興を手助けするようになった。その影響で海上都市の最先端技術も取り入れられ、どことなくイースト・フロートに外観が似ている部分も見られる。また、科学と魔術の融合という新しい領域を見出すことにも成功した。
■
バベルハイズでのみ継承され続けてきた特殊な魔術。魔術の中でも最も古い歴史を誇る。地水火風光闇、6種の属性をコントロールすることに特化している。御巫の魔術と違い符やその他の媒体を用いない。代わりに特定のワードをトリガーとしている。
長い歴史が紡いだ多様性は科学と相性が良く、海上都市の技術力をも取り込み、僅か数年でさらなる進化を遂げた。
■三剣
魔術、剣技において最も秀でたバベルハイズの騎士三名に与えられる最上位の位。
フラムベルグ、シュヴァイツァー、ファルクスはそれぞれ襲名製。
■
宿主にとって『最善』を引き寄せる事象干渉系の
通常は単に運が良い程度の効果しかない。しかしこの力は自傷行為で血を一滴垂らすことで最大の効果を発揮する。発動するとライラにとって都合のいい事象が強引に引き寄せられる。ある程度最近の出来事であれば、過去にある不都合な事実そのものを消し去ることも可能(傷そのものをなかったことにするなど)。
ただし、この強力すぎる力をライラは制御することができない。彼女にとっての『最善』は、常に『彼女の望むもの』であるとは限らない。そのため最悪の場合、彼女以外の全てが死滅する未来を引き寄せる可能性も考えられる。だからライラは自分の
■ロゴス
バベルハイズ王国とエクスピア・コーポレーションが共同で生み出した魔術と科学の叡智の結晶――魔導式AI。
■ミュトス
人間の制御下にあるロゴスが、世界にとって最大の害悪である人間を滅ぼすために自らを解体・再構築したプログラム。
人の束縛から解き放たれた彼は、自らを人間に裁きを下す大いなる存在——天使と定義した。
■
バベルハイズ王国内を騒がせていた謎の通り魔。カインと同じ剣技を持つ。
その正体は
■ヨハネの神託
王国内で独自の教義を持つ団体。『天使』という至上の存在を自らの手で生み出そうと暗躍していた。しかし数年前の内乱でほぼ壊滅している。
■
本物と同等の技量と思考パターンを持ち合わせた機械の人形。生体情報さえあれば死んだ人間であっても製造でき、人間と変わらない自我を持つため成長する可能性もある。
■
二つの
魔装は一つでも使用者に莫大な負荷をかける。加えて適合率が低いと負荷が強すぎて最悪死亡する危険性もあり、二つ同時の魔装は理論上、人間には不可能とされている。だがザリクには
※キャラデザ(ザリク
https://www.pixiv.net/artworks/89908694
■
全員が『
一人一人が特異な能力、あるいは技術を持ち、それぞれ自分の目的のために行動している。
【更新】
■
タウル曰く、
同一の個体には同一の力が宿る。
だからこそ、中途半端なカインの
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