ウォーカーpresents「地元のイイ話コンテスト」

【コンテスト情報】

選考委員:ウォーカー編集部

ジャンル:地元のイイ話(ノンフィクション) 

文字数:読者選考期間終了時点までに本文が8万文字以上(完結必須)

応募受付期間:2018年4月20日〜6月30日

読者選考期間:同上

最終選考対象作品発表:2018年7月下旬頃

最終選考結果発表:2018年8月頃

最優秀賞(1名):賞金100万円+ウォーカー編集部から書籍化

備考:完結、タグ付け必須 


【応募オススメ度】

★★★☆☆ 作品が限定されるため難しい点があるがかなりおススメ



 皆さんこんにちは、あさかんです。


 前回のエピソード(俺のラノベ2)の追記で書かせて頂いたことが我ながら実にしっくりきたので、調子に乗って連投させていただきます。


 さて、今回は明後日から開催される「地元のイイ話コンテスト」です。


 正直、オススメ度の設定はかなり悩みました。何故なら、このコンテストはノンフィクションで実体験(聞いた話でもOK)ということから、誰にでもすぐ書けるというわけではないからです。


 しかし、自分の身の回りに起こった出来事で、感動する話だったり、ほっこりすることがある人は★5レベルでオススメできます。


 第一の理由は主催と選考が外部組織であること(正確にはカドカワグループだが、カクヨムファミリーではない)から、大賞を出す前提で選考を行うだろうことが明白だからです。


 もちろん『大賞受賞作品が選出されない場合もあります』と明記されていますが、このコンテストの性質上、大賞を出さないのは主催者側のデメリットにも関わってきますので、よほど取るに足らない作品ばかりでもなければ極力大賞を選出させたいのは間違いないでしょう。


 対して、俺のラノベコンテストなどは『個人的に刺さる作品があれば大賞を出したい』というスタンスが拭えませんので、そもそもの構え方が違いますね。


 求めている作品の具体性も抜群です。


『地域活性化のために奮闘する話、企業や学校などの団体が知名度を得た話、不可能と思われていたことを達成した感動秘話など、面白さ、大変さ、楽しさ、難しさなどの物語』


 と、ありますように、とにかく地元で起きたイイ話であれば何でもOKというのが一目瞭然です。地元のお祭りを成功させた話や、学校行事によって地元の人たちへ与えた活力などがドストライクになりそうですね。


『題材とする実話が真実であればOKです。登場する個人・企業・組織は、具体的なモデルがあれば、名称は変更してかまいません。年齢・性別も問いません』


 という、応募側が疑問に思っていそうなことを先に明記している点もかなり好感がもてます。


 年齢・性別も問いません、ということなどは別に書いていなくてもわかるかと思いますが、そんな些細な点でもちゃんと記述していただけている点が本当に素晴らしいと感じました。


 若干類似するコンテストをあげるとすると、以前に行われた『あなたの街の物語』コンテストでしょうか。あのコンテストは文字数が少ないことから応募しやすい点がありましたが、今回のは8万文字以上と気軽に応募というわけにはいきません。


 しかし、逆に考えればそれだけ競合が少なくなるとも言えます。カクヨムユーザーの大半はラノベで勝負していると思いますので、8万文字以上のノンフィクションともなれば応募数は他のコンテストに比べると少なく、自信作が書けたなら受賞ハードルがグッと低くなるでしょう。


 賞金も破格の100万円と大型コンテストに比べても遜色ありませんので、地元で感動する話などのネタを持っておられる方がいましたら、全力でオススメしたいコンテストです。

 

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