第5話 サタン

 原稿用紙に小説を書き始めた。

 執筆にノッてきたところでサタンが来た。邪魔しないでくれ、早く続きが書きたいんだ!

 自分の願いを叫び、新しい原稿用紙を手にする。

【左端】に書ききれなかった文章を、新しい原稿用紙の右端から書き始めた。

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