『行き』たいとキャベツ畑で待つ

人生とは強制参加の飲み会のようなもの


誘われない者は『違う場所』できっとそれを待っているのでしょう。


前回の飲み会を思いだしてもう『行き』たくないと思うかも。


あるいは今度こそは楽しく『行き』たいとウズウズしながら期待してるかも。


もしかしたらもうあの場所で『行き』たくないと祈ってるかもしれません。


はたまたあの人とまた一緒に『行き』ましょうと約束してるのかも。


運転手のコウノトリさんと彼、彼女達はキャベツ畑でその『あるコール』が回って来るのを待ちつづけているのです。


どう考えようとも皆、呼ばれたのなら行くしかないからこそ『人生とは強制参加の飲み会』なのですから

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る