第15話 9.洗脳術。

 9色め:白色の世界が表すモノのは『アナタの色に染まります』『無償の愛』『従順』『お淑やか』『大和撫子』だ。

  

 クリスマスと言えば、オランダだ。


 あとは、白いお髭の太ったサンタクロースがトナカイさんのそりに乗って子どもたちの元へとやって来るというのが有名だな。


 貧しい人々に金品を与えたキリスト教の聖人「聖(セント)・ニコラウス」を起源とする説が有力だな。


 ニコラウスと言えば『 平和の祈り』というのが『一般認識』だ。


 また『クリスマス』と『ハロウィン』をまとめて『夏祝祭』と訳した場合は、サンタクロースの乗り物は『2頭の白馬とかぼちゃの馬車』だった可能性も考えられる。

 ハロウィンと言えば『かぼちゃ』だ。


 だから『かぼちゃの馬車』だ。


 かぼちゃの馬車と言えば『シンデレラの馬車(スレイプニル)」だ。


 ハロウィンとは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。


  もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し。


 祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。


 カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。


 ハロウィンとは、日本風に言えば『お盆のこと』で、北欧風に言えば『ワイルドハント』かな。


 *ワイルドハントとはヨーロッパの古い伝承だ。

  つまり『神話』のことだ。

  伝説上の猟師の一団が狩猟道具を携え、馬や猟犬と共に空や大地を大挙して移動したと言われているな。


 アールヴァクルとアルスヴィズ


 ・『詩のエッダ』と『散文のエッダ』にともにその名前が記されている『北欧神話の馬』だ。


 ・アールヴァクルという名前は『早く目を覚ますモノ=早起き』。

 ・アルスヴィズは『非常に速いモノ=駿足』を意味する。

 ・この2頭の馬は『太陽』を引いて大空を走る。

 

 また死者や精霊・悪霊・悪魔などが、動き回る季節だとも言われているな。

 ヴァルプルギスの夜とは、日本風に言えば『節分のこと』だ。


 節分は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。


 節分とは「季節を分ける」ことも意味している。


 江戸時代以降は、特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。


 ヴァルプルギスの夜とは、スウェーデンなどで行われる『春のお祭り』のことだ。

 

 古代ケルトには『バルティナ』あるいは『ケートハブン』と呼ばれる『春の祭り』が5月1日にある。


 この祭りの前夜が『ヴァルプルギスの夜』などと呼ばれ、魔女たちが『サバト』を開き跋扈ばっこするなどと伝えられていた。


 ケルト人たちは1年を『暖季』と『寒季』の2つにわけ、暖季を迎えるこの日を、寒季の訪れる11月1日の『サァオイン』あるいは『ハロウィン(秋:アメリカ)』の祭りとともに、季節の変わり目として大切にしていた。


 『白百合』言えば、結婚式で使われる『ウェディングブーケ』として有名だ。

 その『美しさ』と『圧倒的な存在感』。そして『上品』で『華やかな雰囲気』が特徴的な花で古くから親しまれているとか?


 それから『ヨーロッパ』では、古くから指輪にメッセージを刻んで恋人に贈る習慣があるみたいだな。


 また『白』といえば『卵』。卵と言えば『擦り込みだ』。


 生まれてから、初めて見た『親』と認識する。


 アレだ!?


 『テレビゲームネタ』


 職業:天女


 天の羽衣が有名。


 空を飛ぶ女の子は、世界中の神話に登場するかもしれないけど。


 『羽衣』で空を飛ぶのは、おそらく『日本』だけだろうな。


 傘で空を飛ぶなんて……話も聞いたことがあるが……。


 あとは天から降りてきて『羽衣』を脱いで、聖なる川や湖で沐浴などの『清めの儀式』をしている所に、たまたま通りかかった『男性』と鉢合わせになるという一般的なイメージだな。


 まさに『ボーイ・ミーツ・ガール(Boy Meets Girl)』だな。


 物語の類型のひとつ。


 直訳すると「少年、少女に出逢う」。


 つまり少年が少女と出会い恋に落ちる話だな。


 詳しくは知りたいなら、天女伝説でも、かぐや姫でも、竹取物語でも、何でもいいから勝手に調べてくれ。

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