第9話 7.幻術。

7色め:緑色の世界が表すモノのは『妖精』『悪戯』『空想・妄想』『好奇心』『永遠の命』だ。


 自分だけの『特別な力』を身につけることができる『妖精チートな世界』だ。


 または『IFの世界』だ。


 変身能力や透視能力などなど……。


 テレビゲームネタ


 職業:シャーマン。

 ・霊魂や精霊などの超自然的な存在と交信することができるとか?

  



 発光することで知られるホタルなどの『昆虫』は、妖精ニュンペーと呼ぶに相応しいと俺は思うね。


 妖精とは『命』『神』『霊』『魂』などを表す言葉だ。


 人間の姿をした精霊。


 主に虫の『羽の』生えたファンタジー系の少女だ。


 それこそ擬人化・女体化なんて『みんなやっている』ことだぜぇ。


 特段、珍しいことでも、なんでもないよな。


 また昆虫の『羽根』は単に『飛行』だけに使われるわけでは、ないんだ。


 元々、昆虫が羽根を獲得して『飛行』するようになったのは、カラダが小さく歩行によっては、『交尾』の相手を獲得するのが、極めて『困難』なため。


 より効率的な『移動手段』を求めた『結果』だと考えられるな。


 まあぶっちゃけ『エッチしたい一心で飛べるようになった』。


 それが世界の心理だ。


 だからこそ、清らかなカラダのまま30歳になれば『魔法使い《ようせい》』なれるという都市伝説も、あながち間違いではない。

 

 ハイ○クールD×Dの兵○一誠にようにひたすらに『努力』を続ければ……きっと……いつは……異能な……みたいなものに……目覚めるかもしれない……。


 可能性は……めっちゃくちゃ低いが……ゼロではないと思いたい!?


 諦めずに努力を続ければ、夢は叶うんだ。


 だって、こんな俺にも『彼女りさ』ができたんだからさあ。


 そんなに悲観することはないよお。


 人生、何があるか? わからないけどさあ。


 空から女の子が落ちてくることだって、あるかもしれないよぉ。


 ファンタジー世界へ入り口なんて、それこそ突然。


 何の脈絡もなく、現れるモノなんだよ。


 守護天使:ウリエルだ。


 地上と地獄を見守る天使とされ、天国における『エクノ』のエスコート役も務めているとか?


 ユダヤ教の神秘思想『カバラ』には『我が前方にラファエル、我が後方にカブリエル、我が左手にミカエル、我が左手にウリエル』と四天使を『四方』に当てはめて、唱える呪文もあるとか?


 失楽園では『栄光に輝く7人の天使の1人』であり、『天国をくまなく見通す神の眼』と呼ばれているとか?


 楽園エデンで炎の剣を手に『生命の樹』を守る智天使ケルブ


 頽廃たいはいの街ソドムとゴモラを滅ぼした破壊の天使?


 ユダヤ人の族長ヤコブと格闘した暗黒の天使?


 聖樹信仰といえば、やっぱり『クリスマスツリー(Christmas tree)』だよな。


 ツリー(tree 樹木)と語源を同じくするギリシア語が『ナラ』だ。


 ヨーロッパの『広葉樹林』を代表する樹木だ。


 クリスマスのために飾り付けられた『木』で、『知恵の樹』の象徴とされているとか?


 クリスマスツリーの用材は『常緑針葉樹の幼木だ』。


 日本では『トドマツ(産地が北海道のモノ)』だ。


 ドイツでは『モミの木』が定番中定番だ。


 ヨーロッパでは、伝統的にヨーロッパモミが使われてきた。


 ここで簡単に『常緑針葉樹』を紹介しておこう。


 マツ科モミ属の常緑針葉樹。


 ルーマニアからスイス・フランスに至るヨーロッパ中央部の広い範囲と、スペインのピレネー山脈等に分布する。


 また『北欧』に住んでいた古代『ゲルマン』民族の『ユール」』という『冬至の祭』で、使われていた『樫の木』がクリスマスツリーの原型げんけいだ。


 樫は、典型的な床材だ。


 オウシュウトウヒ


 分類:マツ科。トウヒ属。 別名ドイツトウヒ。ヨーロッパトウヒ。ドイツマツ。


 トウヒ


 分類:マツ科。トウヒ属。常緑針葉樹。


 北海道および北東アジアに広く分布する『エゾマツ』の変種。

 

 あと『常緑樹』が使われるのは、冬の間も『緑』を保つため『強い生命力』の象徴とされたためだ。


 ちなみに、中世の聖夜に行われた『降誕祭』で、アダムとエヴァの堕罪の舞台劇で使われる「知恵の樹(リンゴの木)」の代用として、常緑樹の『モミの木』が『知恵の樹』して使用されたのが由来だという『説』もある。

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