語るフル・メタル・パニック

インターミッション

　さぁ、ナムサク！

　ナミの出番だ！

　サベージ無双だ！

　……と思いきや総集編。

　前半は、アマルガムと、宗助の所属するミスリルの戦闘をおさらい。

　……５話にして再度倒される、スペックとキャステロに涙。

　後半は、アマルガムに所属するクラマと、宗助の戦闘をおさらい。

　……改めて見直すと、毒ガスを信じる生徒に、フモッフの話を思い出し笑ってしまった。フモッフの最後は学校中の服を溶かす事件だったし、生徒に不信感を植え付けるには充分な暴れっぷりだったなぁ。

　アルの除隊。

　さらわれるカナメ。

　必ず連れ戻すと誓う宗助。

　わかりやすくまとまり、総集編は終了。

　オープニングに映る、ボン太くんを抱く幼い宗助。

　『極北からの声』に収録されている物語を回収。

　といったこともない、完全な総集編だったのが少し残念。

　とはいえ、総集編でナレーションがはいったことにより、壊れゆく日常と宗助の心情が際立ち、戦いがより重々しく感じれたのは、とても良かった。

　さぁ、次回こそ、ナムサクだ！

　ナミの出番だ！

　サベージ無双だ！

　書き途中だったメリダ島に送られたシロとテッサの出会いを書いた小説『吾輩は猫である。誰がなんと言おうと猫である』をゴミ箱に投げ込み、ナムサク編を待ちます！

　……完全にシロが削除されるとは思わなかったです。

　グフゥ……。