リンディ・ホワイトと宮園 恵理と倉崎 稜

 リンディ・ホワイト。


 女子プロレスキャラ。


 シンフォギ○のOTONA枠。


 ヒーローロード本編でも女子プロ衣装で生身で侵略者相手に立ち向かいます。


 またその衣装は一種のパワードスーツであり、宇宙でも戦えます。


 スパロボ参戦でも狙っているかのような設定ですね。

 

 そんな彼女は元祖世界線では女医やってるはずなのですが――


「たまにこうしてトレーニングしてるんですか?」


 黒髪のクーデレ系美少年(男の娘)、禁書のシスターズに似た雰囲気がある倉崎 稜君は某所の各種トレーニング機材やリングがあるトレーニングルームでリンディさんとトレーニングしていました。

 

「まあね♪ 女子プロ業は一応休業状態みたいな部分もあるから時偶こうして本格敵な練習してるの」


 リンディさんは世界線が違ってもとんでもない才女でした。


「それでどうしてウチの稜を誘うんですか?」


 長い黒髪の勝ち気な印象がある、設定が陵辱系変身ヒロイン物ギャルゲーの本編終了後みたいな爆乳変身ヒロインアウティエルこと宮園 恵理は長い黒髪をポニーテールに束ねてリンディをジト目で睨みながらトレーニングを励みます。


 男一人、女二人のトレーニングルームと言う名の密室空間――と思わせぶりなことを語ってみますが、リンディさんは倉崎 稜と宮園 恵理の「これ学生同士の恋愛として色々と終わっているわね」てきな性事情とか夜の営みを知ってるので特に問題はありません。


「誘う相手がいなかったから手頃な相手が欲しかっただけよ」


「これ、ヘタすれば修羅場よね――」


 などと恵理は顔を真っ赤にしていいます。

 たぶん頭の中ではHな妄想でもしてるのでしょう。


「大丈夫よ。稜君ガードが堅いから。それに恵理ちゃんがくっついてくるのも計算のウチだし、スパーリングの相手なら申し分ないし」


「と言っても私、戦闘訓練は受けていてもプロレスのことは――」


 そこでリンディは恵理の耳に顔を近づけて小声でこう言う。


(ちょっとHな試合展開見せれば今日の夜は盛り上がるわよ)


(な、なに言ってるんですがリンディさん!?)


(女子プロレスプレイとかには興味ないのかな~)


(私達の関係なんだと思ってるんですか!? 発想がオッサンですよ!?)


(万が一書籍化されて人気出たら業の深い人達にエロ同人描かれまくれそうなのに今更なにを躊躇ってるのかしら――私も餌食になりそうだけど。恐いわ~この業界。種付けおじさんとか転生チーレム野郎の餌食になったりとか、対○忍状態になったりするのかしらね)


(何の話ですか!?)


 リンディさんハメを外して悪ノリした変態的発想全開なオタクみたいな発言を連発していました。


 こうしてみると恵理さんがマトモに見えてくるのが恐いですが、恵理さんは対○忍に(エロい方向で)匹敵する逸材ですのでお忘れなきようご注意ください。


「ちょっと会話の内容がところどころ聞こえてるんですけど――」

 

 恥ずかしそうに顔を真っ赤にして視線を逸らし、稜が可愛らしくモジモジしていました。


 それをみてリンディは「女子プロ衣装貸すから席を外そうか?」などとやらしく笑みを浮かべて言ってきます。 


「リングの上でやりませんよ! 大体私の胸に合う衣装(バストサイズ約120cm)あるんですか!?」


「こう言う時のために用意しました」


「あるんかい!?」


 まさか120cmのバストに合う女子プロ衣装が用意されてるとは想定外でした。


「あの――僕はやられる事決定なのでしょうか?」


 恥ずかしそうに稜が恵理に尋ねます。


「この流れで流石にやんないわよ――やるとしたら今日の夜ね(ボソ)」


 やっぱり恵理さんは恵理さんでした。

 この人変態です。

 そんな様子に構わずリンディさんは「リングがあるラブホとかこの辺あったっけ?」などと言ってました。


「学園島にある私の家にトレーニングルームあるからそこで・・・・・・」


「わぉ。お金持ちって凄いわね」


 と言うリンディさんも普通の人よりかはお金持ってます。


「なんつーかもうただのスケベなオッサンですね」


 二人の様子に稜はそう評しました。



 その夜、稜は恵理に激しくピーされたけどこれ官能小説じゃありませんので書けません。


 ご了承ください。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る