元祖・ヒーローロード
MrR
初っ端からペ●ー・ワイズネタ
早朝の天照学園某所のアメリカの住宅街風のエリア。
そこで悪の組織部に所属している逆立ったグレーの髪の毛のアスリート系の体格の少年、ホーク・ウィンドウは日課にしている朝のランニングの途中、「はぁ―い、ジョージィ」と呼びかけられて排水溝を覗き込んでいた。
その排水溝には黒いシルクハットを被った仮面の学園長JOKER影浦がいたからだ。
「なんでペ●ー・ワイズやってんだ」
「お●松さんを見習って」
ホークは当然の疑問を投げ掛けますが、答えが答えになってませんでした。
「てかこの作品の元祖ってなんなんだ? てかヒーローロード本編どうした? ブレン編いいところで止まってるじゃねえか」
「作者は気分屋なところがあるからね。突然変な昔話とか書き始めたりとか。迷走してんだよきっと。今こうしてこの話を書いている時はメタなネタを可能な限りぶっ込めば面白いとか思ってるんだろう」
「容赦ねえなアンタ・・・・・・てか学園長そんなキャラクターだっけか?」
「元祖だからね! ヒーローロード本編の学園長がおかしいのさ! このヒーローロードは大体作者が中学生から高校生時代ぐらいの設定のヒーローロードさ。18禁エロ小説サイトに掲載している無印アウティエルぐらいの設定よりも前の設定だから色々変化がある」
「とか言ってもこれ読者が聞いてもなんのこっちゃわからないだろ。てかこう言うのって普通、戦闘シーンとか派手な導入部やってから物語進行するもんだろ? 自分でこう言うのもなんだけど俺サブキャラだぞ? 後排水溝臭くない?」
と、ホークは学園長に疑問を投げ掛けます。
「臭いに決まってるだろ! まだ早朝だからいいけどこれで雨の中やってみろ! 地獄になるぞ!」
「じゃあなんで排水溝にいんだよ」
「ペ●ー・ワイズネタやるために決まってるんだろ! ギャグやるために体張ってなんぼだろ!」
「元祖仕様になるとこんな感じになるんだな学園長・・・・・・あれ? 本編でもこんな感じのキャラクターか?」
などとホークは困惑します。
「とりあえずこの元祖ヒーローロードは本編のヒーローロードとは色々と違いがある。キャラクター年齢設定とかもほぼ全員中学生設定から高校生設定になったりしてるからな。アウティエルこと宮園 恵理の設定が二次元ドリームノベル(官能小説向け)設定なのは変わらんけど」
「そこは変えてやれよ・・・・・・」
宮園 恵理の扱いの酷さにホーク・ウィンドウは哀れに思いました。
「そもそも日本は版権893が多すぎるんだよ。テレ○も、けもフレ騒動を忘れたとは言わさなんぞ! それで二期やって炎上商法覚悟でやりやがって! オタク舐めんのもいい加減にしやがれ!」
「何言ってるんだお前は!?」
「まあそう言わずに・・・・・・」
「うわ、唐突に作者が現れた!」
唐突に作者が現れました。
ホークは驚きます。
「フォール●ウト4中毒の作者じゃねーか。なにしに来た」
学園長は当然の疑問を作者に投げかけます。
「いや、これ書いてて自分のキャラクターに自分の本音を暴露させるような展開させるのもどうかなと思って・・・・・・」
「じゃあ最初から書くなよ・・・・・・」
作者の弁明にホークは適確なツッコミを入れました。
「だけど昔のJOKERはマジでこんな感じなんだよな。ギャグに全振りして理性蒸発している感じの。ボーボボに出ても違和感ゼロみたいな」
「今の子ボーボボ分からないだろ」
「だよな。読み切り時代からもうアレは覇者の風格だった」
などと二人は若い子(ホーク)置いてけぼりの会話をしています。
「いや~しかし、漫画の専門学校通ってたもう十年近く前か~あん時は正直まだ中学時代とかの事とか引き摺って・・・・・・まあいいわけだなこれは。正直どうしていいのか分からずニート数年やって、働いて、またニートやって――どうにか今は生活安定し始めて――てっきり自殺も何回か考えたけど、どうにか今日まで生きて来れたんだよな」
「俺はきつく突っ込めばいいのか、それとも同情すればいいのかどっちなんだ?」
生々しい話にホークはちょっとどん引きしていました。
「このマダオがっ!! て言えばいいと思うよ」
学園長容赦ありません。
「そうそう、下手に同情するよりもキツい言葉投げ掛けて突き放した方が結構人間関係上手く言ったりするんだよね。世の中勉強が全てじゃないけど、ちゃんと真面目に勉強しといた方がいいよ。いい大学出てれば人生の選択範囲は増えるんだから」
「じゃあなんでアンタ高校時代勉強しなかったんだ?」
ホークは当然の疑問を投げ掛けます。
「ぶっちゃけ漫画専門学校行ったのもそれしかやりたい事なかったからだしね。それに中学時代ちょっとイジメられてて、「ああ、こう言う人生続くんなら好きな事やった方がいいな~」って」
「なんつか生々しいなおい・・・・・・」
ホークは日本の学生社会に引きました。
「このヘタレめ!!」
「学園長容赦ねえな!? アンタそれでも一応教育者の長だろう!? 泣きっ面に蹴り入れるような真似すんな!!」
「正しくは泣きっ面に蜂だぞ。ちゃんと勉強しろ」
「ワザとだよ!!」
「とまあこんな感じのやり取りが続くのが昔思い描いていたヒーローロードで元祖って言う由来はこの辺りにあるんだよね。てか自分の昔語りの部分兄とケンカになった時、コピー機でプリントして親に提出されたりするんだろうか・・・・・・ニート時代に一回やられたし」
「本当はこう言う時、同情すればいいんだろうけどぶっちゃけ自業自得だよなソレ・・・・・・」
作者は「本当にソレな」と苦笑いします。
「ちなみにコイツ、専門学校卒業間近になって二次元ドリームノベルズの作家になろうと考えていた時期があったようです」
「うわ、官能小説作家になろうとしてたのかよ・・・・・・まあアウティエルとか書いている時点である程度察してたけど」
「それも懐かしい話だよね。だけど今は体調管理で手一杯で仕事も忙しい時期になって来たしね。それにやっぱ才能ないのか十年間近く頑張って一作も出版社に投稿する向けの作品完成させた事もないんだよな。スマ●太郎とか笑えないわ」
「お前他の作品でもその作品ディスってただろう・・・・・・」
作者は「そだね」と苦笑します。
「あの作品は小説家になろうと言うサイトを理解した上で見る作品だからね。アニメだけ見たらクソアニメ呼ばわりされるよ。それで本は100万部売れてるんだし、もう今の出版業界についていけないわ。もう歳かな・・・・・・とか言い続けながら結局は作品作り続けるんだろうな・・・・・・ほんと」
「なんつーか大変だな」
「あんま昔語りするのも俺は帰るわ。仕事あるし」
「あ、さようなら」
そう言って作者は帰ります。
「んじゃあ俺も帰るわ」
「ホラー映画のキャラクターみたいな絵面になってるな・・・・・・」
学園長も排水溝から出て来ます。
排水溝から這いずり出て来る様はなんだかホラー映画みたいな絵面です。
後排水溝で待ち構えていたせいかちょっと臭かったです。
「・・・・・・えーと、台本台本・・・・・・てっなにも書いてねえ。あーもう!! とにかくヒーローロード元祖はこんな雰囲気で続くと思います。たぶん・・・・・・どうせエタると思うけど」
そう言ってホーク・ウィンドウは朝のランニングに戻ります。
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