第71話 武術

 一ヶ月程ドワーフ島で過ごした後に、エルフの森へ向かう。その途中に出会った人から武術の神、チェン・ロンの博物館があると聞いて見に行く事にした。


 博物館には、さまざまな武術の型の展示がされていた。一指拳・蛇拳・猿拳・酔拳・毒手拳・空拳・火拳・氷拳など。

 武術に興味を持った俺は、博物館の人から学べる場所を聞いて、訪ねることにした。

まず始めに、一指拳が学べるリー老師のとこへ行き、教えを請うと快く引き受けてくれた。


リー老師「どれぐらい武術が出来るかみたいので、好きに打ち込ん出来なさい。」


「はい。」


 数分打ち込んでみたが、すべてふせがられた。


リー老師「なるほど、一指拳を教える前に身体の使い方の指導が先ですね。まず、構えですが・・」


 基本の型(3通り)を教えて貰い、ひたすら反復練習を行い、今日一日が終わった。

 翌日の朝は一指拳の基礎である、指だけの腕立て、逆立ち、懸垂を50回の3セットを行い、それから基本の型の反復練習。

 2週間たった頃、新たなる型と地面に向けて指だけでつく練習を行うように言われた。

 更にそこから2週間たった頃、リー老師に呼ばれ組みてを行った。


リー老師「一ヶ月よく頑張りましたね。ここでの修行は終わりです。」


「ありがとうございます。次は蛇拳を覚えたいのですが、何処へ向かえばいいですか?」


リー老師「蛇拳は、ここから北へまっすぐ行くとありますが、その道中に空拳がありますので、先に行かれては?」


「ありがとうございます。」


 リー老師に教えて貰い、空拳を学べるコウ老師のもとへむかう。コウ老師へ挨拶を行うと、空拳を使えるようになるための方法を教えて貰い。後は、ひたすら練習あるのみとの事なので、そのまま蛇拳の学べるシュエ老師のもとへむかった。


シュエ老師「やあ~。初めまして。」


「初めまして、クーヤンと言います。シュエ老師ですか?」


シュエ老師「そうです。」

 

 「蛇拳を教えて下さい。お願いします。」






 



 

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