第36話 奴隷商へ。
ツインエンジェルを連れて、奴隷商へ。
サリー「奴隷商へは何しに❓」
「あぁ。テイマーを探しに、レッドウルフ二匹は置いていこうと思ってな。」
テイム出来る人がいなければ、1ヶ月程で野生に戻る危険がある。
まず、一件目のお店に入り、全員を見させて貰う。魔眼を使用し、目的の人物は残念ながらいない。
二件目、三件目と見て回る。5件回った結果。二件目に2人、五件目に1人いた。
男2人に女1人だ。
2人の会議が始まった。どうやら1人は除外されたが、2人で悩んでいる。同性がいいが、魔物化したときのことを考えて。男性にするか、悩んで30分ぐらい。
「女の子の腕を見たらいい。」
俺の提案を聞き、二件目にいた女の子のお店に行く。
奴隷商「いらっしゃいませ。」
「先程の、女の腕が見たい。店前で軽く手合わせしても❓」
奴隷商「構いません。すぐに連れてきます。」
「頼む。」
ふむ、まずは合格、レッドウルフを見ても怯えはない。
「奴隷になったらこの二匹の面倒を見て貰う。腕のレベルも見るから好きに打ち込んでこい。」
目の色が輝いた。へーそんなに嬉しいのか。
奴隷「行きます。」
腕はないが、実直で伸びしろがある。
ハアハアハアハア、体力はないか。この辺でいいかな。
「腕はわかった。」
奴隷「一生懸命頑張って腕も磨きます。だから奴隷にしてください。」
「悪いな。」
凄く落ち込んだ。疲れもあるのだろう。へたり込んでしまった。
「言い方が悪かった。俺が買うんじゃない。あのお姉さん達が買うんだ。」
サリー「合格よ。私はサリーあっちはアイリ。」
疲れてへたり込んでいた少女とは思えないぐらいに元気を取り戻し、
奴隷「ありがとうございます。サリーさんアイリさん私頑張ります。」
奴隷商に行き手続きを行う。
サリー「名前は何が良い❓」
奴隷「私が決めても良いんですか‼2人の名前から一字づつ貰って、アーサでも宜しいでしょうか❓」
アイリ「この子可愛いわね。」
サリー「アーサで登録お願い。」
奴隷商「手続き完了しました。全部で30金貨です。」
2人が目を開いた。確かに倍ふっかけられているが、1金貨前後と思ってたんだろう。
それにしても高い。そういやー。値段交渉してなかった。心で舌打ちをして、お金を払う。ここの店には2度と来ないと決めた。
「ここの町にいる間、世話になるからな。俺が出そう。」
2人「ありがとう。」
「アーサ、これで洋服とか買って貰いな。」
2金貨を渡し、三人と別れる。
9時か、今日はサマーリへ行こう。
ボーイ「いらっしゃいませ。」
俺の顔を見て、申し訳なさそうに、
ボーイ「本日、出勤が遅れてます。」
「他の子を見ても?」
ボーイ「もちろんです、こちらへどうぞ。」
ガラス越しの前に座ると、いつもの少女にティーを頼み、10人ぐらいいる女の子を見渡し関心する。皆可愛いか綺麗だ。
魔眼を使用して驚いた。三人が病気にかかっている。こういう世界だから性病だろう。それから1人蛇族がいる。ガン見状態になり、女の子が笑顔で手を振っている。
ステータスに気を取られてた俺はそれに気づかない。小首を傾げながら手を振り続けている。気づいた俺は笑みを浮かべ、他の子を見る。
いつの間にかかずはが座ってジト目をしていた。慌ててカウンターへ。
「2人指名出来るか?。」
ボーイ「嬢同士次第ですね。ただ三十三番の子は誰からも好かれているので問題ないとは思いますが本人に確認したほうがいいでしょう。」
この店は、出勤した順番に番号が渡されるので、三十三番はかずはの事をさしている。
かずはを呼んで貰い確認する。
かずは「相手の子が良いなら、私は問題ないわ。」
番号を確認しに行く。17番、ついでに病気の子の番号を確認しとく。
ボーイが、女の子に告げに行くと笑みをこぼして、こちらへ向かう。女の子が来る間に朝までの料金をカウンターの受付けの人へ渡す。
かずは「良かったね。」
3人で部屋に入ったらいつもどおり、飲み物を注文する。
嬢「初めまして。」
「初めまして。かずは、3番 8番 22番の子にこれを渡してきて。」
かずは「これは❓」
「万能薬、あの3人体調がすぐれなさそうだったから。」
かずは「わかったは。」
かずはがいなくなった後に、
「人族じゃないよね。」
嬢「何で❓」
「勘かな。」
嬢「・・・。」
沈黙が流れる。
「ごめん。不愉快な思いさせたな。」
嬢「気にしてないわ。それで私をジーって見てたのね。」
かずはが戻ってきたので、2人にお金を払い、プレイが始まった。2人からの責めで呆気なく撃沈。そのまま眠りに着く。
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